【東海道53次・京方面13日目】 :石山駅〜大津駅(6.3km)

W14.大津宿  (現在の滋賀県大津市)


東海道53次大津宿の浮世絵  (広重『東海道五拾三次之内 大津』より)

穏やかな春になり、石山から東海道歩き旅を再開です。石山には、西国三十三箇所第13番礼所の石山寺があります。 せっかくの機会と思い、京阪電車石坂線に乗り、石山寺を訪れました。 石山寺は、奈良時代に聖武天皇の命令により開かれたお寺で、古くから貴族や武士から支援を受けるとともに、庶民からも信仰を集めました。 境内には多数の国宝や重要文化財があります。なかでも源頼朝の寄進で建久5(1194)年に建立された日本最古の多宝塔(国宝)は有名です(左下写真)。 また、紫式部が『源氏物語』の構想を得たお寺と伝えられており、境内には紫式部が物語を書く様子が再現されていました。

石山寺多宝塔  紫式部像

東海道に戻り、歩き旅を再開します。くねくねと曲がった道が続きます。街道沿いには、昔の松並木の名残とも思えるような松が所々に存在します。

松並木の名残

大津宿が近づくにつれ、昔ながらの虫籠窓や格子窓の古民家をいくつも見かけるようになります。 昔の折り畳み式長椅子「ばったん床几」を設置した古民家もいくつかありました(左下写真)。

古民家  古民家

東海道は琵琶湖のすぐ脇を進むのですが、現代ではビル群が視界を遮り、東海道から琵琶湖を眺めることはほとんど出来ません。 せっかくですので、東海道を外れて、琵琶湖に立ち寄ることとしました。
琵琶湖畔から東方面を眺めると、草津市のビル群や三上山(近江富士)が遠くに見えます(左下写真)。 通り過ぎてきた草津宿や石部宿のことを思い出し、こうして見ると、随分歩いたものだと実感します。 琵琶湖を眺めながらの昼食をとることとしました。

琵琶湖東方面  遊覧船

しばらく琵琶湖沿いに歩き、逢坂の関を目指します。

琵琶湖畔


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