【東海道53次・江戸方面35日目】 :神奈川駅〜川崎駅(10.0km)

E40.川崎宿  (現在の神奈川県川崎市)


東海道53次川崎宿の浮世絵  (広重『東海道五拾三次之内 川崎』より)

鶴見川を渡ってしばらく歩くと、川崎宿に到着です。

京見附

この日の旅は川崎駅までとして、川崎大師に立ち寄ることとしました。この日は1月中旬だったのですが、最寄り駅からすでに初詣客で大混雑。 境内も人で人で溢れていました。さすが関東では屈指の初詣スポットだけあります。健康に過ごせますように、とお祈りしました。

川崎大師


旅を一旦中止することを決意
 川崎宿に辿り着いたのが1月中旬。日本橋まであと少しの所まで来ていました。 この時点では、再発したがん(転移巣)の切除手術が可能か不可能か主治医の判断が下されていませんでしたが、 仮に手術を行うとしたらおそらく3〜4月頃になるだろうということになっていました。 もし手術できるとしたら、果たして再手術の前に日本橋にゴールしておこうか、それともゴールは手術後の楽しみにとっておこうか、個人的には悩むところでした。 色々考えた末、手術後のリハビリを行う際に「日本橋まで歩く」という目標がきっと心の支えになるだろう、 そう考えて日本橋を目前にしながら休養に入ることにしました。


【東海道53次・江戸方面36日目】 :川崎駅〜新馬場駅(11.0km)


手術後、日本橋を目指して再スタート
 2009年3月30日、再発したがんの手術を行いました。事前の予想以上にがんが大きくなっており、直腸と右側尿管を切除する大手術となりました。 その後、抗がん剤治療を行い、副作用も強かったために旅が出来ず、随分と間隔が空いてしまいました。 もう日本橋には辿り着けないかも・・・と思ったこともありますが、約10ヶ月後、再び川崎宿から歩き出すこととなりました。


川崎宿内の東海道は石畳調になっています。
商店街のシャッターには広重『東海道五拾三次』が描かれています。 今まで歩いてきた宿場町の浮世絵を見ていたら、旅をしてきた日々のことが自然に頭に浮かんできて、とても懐かしい気持ちになってきました。
川崎宿を抜けたら残る宿場町は品川宿のみ。もうこの旅も残りわずかなんだ・・・少し寂しい。

石畳風  シャッター浮世絵

川崎宿本陣跡です。現在では案内板のみが残っています。

本陣跡

川崎宿を抜けると多摩川に差し掛かります。江戸時代には橋は架けられず、船で渡っていました。 そのことを現在に伝えるかのように、橋の欄干には渡し船のオブジェが飾られてました。
多摩川の対岸には東京都が見えます。やっとここまで来たか〜。

六郷橋  案内板

渡し船オブジェ

さあ、最後の国境越えだ。ついに東京都に突入です。

東京都突入


真っ赤な血尿が!
 旅の途中にトイレに立ち寄ると、出て来た尿を見てビックリ。真っ赤な血尿だったのです。 再発手術の際に右側尿管を部分切除し、体内に尿管ステントを入れていたのですが、歩くときの振動でステントと体内の組織が擦れて出血を起こしたようです。 歩いていると膀胱部位がチクチク痛みます。これはきついな〜。




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