【東海道53次・江戸方面28日目】 :箱根湯本駅〜小田原駅(5.6km)

E33.小田原宿  (現在の神奈川県小田原市)


東海道53次小田原宿の浮世絵  (広重『東海道五拾三次之内 小田原』より)

この日は箱根湯本を出発して小田原までのコースを歩きます。
この辺りの東海道はほぼ国道1号と一致しており、週末ということもあり箱根湯本へ向かう車で大混雑を起こしていました。 東海道沿いには箱根登山鉄道が走っており、行き交う電車を眺めながら坂を下っていきます。
しばらく行くと、「小田原かまぼこ・ひもの」の看板を発見。徐々に小田原が近づいていることを実感します。 東海道はこのY字路を左の脇道へ入っていくのですが、この道は日本で最初の有料道路だった場所だそうです。通行料は人力車1銭、だそうです。

電車  かまぼこ屋

坂を下りきると、ついに関東平野に突入です。

小田原宿は元々は北条氏の本拠地だった小田原城を中心に形成された城下町です。 江戸時代に入ってからも、箱根越えを控えた宿場町であったため利用客が多く、東海道屈指の賑わいを見せていました。 小田原宿を歩くとかつての地名やその名の由来が刻まれた石碑をあちこちで見かけます。

そろそろ市街地

街道沿いに歩いていると、お城のような外観をした外郎(ういろう)の老舗店が目に入ってきます(左下の写真)。 ういろうと言えば名古屋名物として有名ですが、このお店は古来よりういろうを製造しており、ういろうの元祖を自称しているそうです。 僕もお店に立ち寄り、お土産に一つ購入しました。
小田原と言えば、小田原提灯が有名です。街道沿いには小田原提灯を掲げたお店も見られ、小田原らしさを演出しています。

ういろう屋  梅干し屋

この日は、東海道歩きの大先輩である「にこにこさん」とお会いする約束をしていました。 にこにこさんには、かねてより東海道を歩く際のアドバイスを頂き、大変お世話になっていました。 小田原宿なりわい交流館で初対面。「初めまして。こんにちわ。」
その後、有名天丼店でにこにこさんにご馳走していただきました。東海道談義に花が咲きます。 海老が3匹ものっていて、とても豪華です。にこにこさん、大変ありがとうございました。

対面  天丼

小田原と言えばやっぱり小田原城は外せません。 東京から近く、また立派な天守閣があることから小田原城を訪れる外国人観光客が結構いるそうです。 美しい天守閣をバックににこにこさん夫妻と記念撮影。

小田原城  記念撮影

写真の一部はにこにこさんに提供していただきました。

【東海道53次・江戸方面29日目】 :早川駅

【番外編】石垣山一夜城  (現在の神奈川県小田原市早川)

石垣山一夜城は、豊臣秀吉が北条征伐の際に拠点として築いた城です。 一夜にして築かれたと言う逸話がありますが、実際はもっと歳月を費やして築かれた立派なお城だったそうです。 築城から400年以上経った現在でも当時の石垣がそのまま残っています。

記念碑  石垣

石垣山一夜城からは小田原市街地が一望でき、北条氏の本拠地だった小田原城の様子も手に取るように見えます(左下の写真)。 ちなみにオレンジの丸で囲んであるところが小田原城です。石垣山一夜城はコスモスの名所でもあるようで、見物客で賑わっていました。

小田原城  秋桜畑


back home go