【東海道53次・江戸方面24日目のつづき】 :原駅〜沼津駅(9.5km)

E30.沼津宿  (現在の静岡県沼津市)


東海道53次沼津宿の浮世絵  (広重『東海道五拾三次之内 沼津』より)

沼津宿は狩野川沿いに発達した宿場町です。 広重『東海道五拾三次之内 沼津』はシリーズの中では珍しく夜景を描いたもので、暗闇に浮かぶ月と大天狗の面を担いだ旅人の後ろ姿が印象的な浮世絵です。 また、沼津宿は三枚橋城(のちの沼津城)の城下町でもあり、そのためか沼津宿内の東海道はあちこちで折れ曲がっています。 右下の写真は沼津宿に入って最初の曲がり角です。 沼津宿内には特に標識が設置されているわけではないので、ぼんやりしているとそのまま道沿いに真っ直ぐ歩いていってしまいそうです。 地図を見ながら慎重に進路を確認します。ここを左折(写真だと左上方向)すると、かつて沼津宿の中心地として栄えた場所になります。

街道地図  ここ左折

かつての沼津宿の中心地(左下の写真)は、現在ではJR沼津駅からちょっと離れたところとなったためか人影が若干少なくなってしまっており、 その代わりに駅に近い宿場町北側(右下の写真)の方が栄えています。歩道の脇には本陣跡などの記念碑が設置されており、 また商店街の柱には「東海道・沼津」と書かれているなど、この場所がかつて宿場町であったことを知ることができます。

沼津宿町並み  沼津宿町並み

沼津宿は都市化してしまい、古い建物を見ることができません。 そんな中、「川廓(かわぐるわ)通り」は、かつてここに存在していた石畳をイメージして整備された、往時を思い起こさせる貴重な小道です。

川廓通り  案内板

この日の旅はJR沼津駅で終了。原宿-沼津宿間は約6kmと距離が比較的短いのですが、腸閉塞でしばらく入院して以降、初の歩き旅ということもあって、意外と疲れました。


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