【東海道53次・江戸方面22日目のつづき】 :由比駅〜富士駅(13.9km)

E28.吉原宿  (現在の静岡県富士市)


東海道53次吉原宿の浮世絵  (広重『東海道五拾三次之内 吉原』より)

富士川を渡り吉原宿を目指します。

富士川橋

【東海道53次・江戸方面23日目】 :富士駅〜原駅(15.4km)

吉原宿は『竹取物語』の舞台になったところだそうです。そのため、道を歩いていると、かぐや姫を描いたマンホールやシャッターを見かけることができます。

マンホール  竹取物語

吉原宿は、東海道53宿の中で富士山に最も近い宿場町です。そのため吉原宿までの道は富士山をほぼ正面に見ながら歩くことになります。 きれいな富士山を楽しみながら歩き続けると、吉原宿に到着です。

かつての吉原宿は現在は商店街となっており、江戸時代と変わらないであろう賑わいを見せています。 本陣や脇本陣など古い建物は残っていませんが、所々に史跡の記念碑があったり、「吉原宿」と書かれた垂れ幕がかかっており、ここがかつて宿場町であったことが窺えます。

道標  吉原宿町並み

垂れ幕  鯛屋旅館

吉原宿にある鯛屋旅館(右上の写真)は江戸時代から続く旅籠で、店先には「創業300年」と書かれた看板が掲げられています。 東海道ウォーカーにはここに宿泊する人も多いみたいです。

商店街を抜けると吉原宿はお仕舞いです。しかし、吉原宿の名所はまだ先にあるのです。

吉原宿で一番の見所は、やっぱりかつての名勝「左富士」。 東海道を京都方面に歩く人にとって富士山が進行方向の左側に見えるという珍しい場所で、広重『東海道五拾三次之内 吉原』にも描かれている場所です。 東海道を東京方面へ歩く僕にとっては「右後ろ富士」になるわけですが、それでも東海道ウォーカーにとっては外せない場所です。 現在でも浮世絵と同じように左にカーブした道路の左側に富士山が見えます。

名勝左富士

名勝「左富士」の記念撮影を終えたら、JR東海道本線の踏切を渡って、原宿を目指します。
原宿への道は長い長い直線道路で、途中に特に観光スポットもなく、さらに休憩できそうなお店も少ないという、なかなか辛い道です。 こういう道を歩いていると、実際以上に距離があるように感じてしまいます。ときどき後方の富士山を振り返って気を紛らわせながら歩きました。


腹痛に襲われる・・・
吉原宿に着いた頃から何となくお腹の調子が悪いな〜という気がしていたのですが、左富士を過ぎたあたりから徐々に腹痛が強くなりだしました。 突然便意を催し、街道沿いの商店でトイレを借りましたが、腹痛は治まりません。 あまりの痛みに、これは変だなぁ〜くらいには思っていたのですが、数日後、嘔吐を連発。 結局、腸閉塞で入院することとなってしまいました。



back home go