【東海道53次・江戸方面20日目】 :静岡駅〜清水駅(12.6km)

府中宿と江尻宿の間の東海道は、JR東海道線で分断されているため、何度も地下道を通らないといけないのです。ちょっと特徴的な区間です。

まず1個目の地下道をくぐり・・・

地下道

また地下道をくぐり・・・

地下道

もう1回地下道をくぐります。
最後地下道を抜けると、昔ここが東海道であった事を示す記念碑が建てられていました。

地下道  記念碑

地下道をくぐり終えると草薙地区になります。草薙には野球ファンにとっては有名な草薙球場があります。 まだ日本の野球が始まって間もない昭和初期に日本選抜と米国大リーグチームが対戦し0対1で敗れはしたものの、 当時は圧倒的に実力が上だと言われていた大リーグチーム相手に善戦をした球場です。 球場の敷地内にはその時に好投した沢村栄治投手の像がありました。 足を高く上げる投球フォームが特徴的です(左下の写真)。隣にはベーブ・ルース選手の像もありました。

江尻宿へ向かう途中、草薙一里塚跡を通り過ぎます。塚は既に無く、記念碑しか残っていませんが、なぜかタヌキの置物が横に鎮座しています。

沢村栄治像  草薙一里塚


E24.江尻宿  (現在の静岡県静岡市清水区)


東海道53次江尻宿の浮世絵  (広重『東海道五拾三次之内 江尻』より)

江尻宿という名前を聞くと、どこにある宿場町なのかサッパリ分からないのですが、現在の静岡市清水区(昔の清水市)にあたる街です。 ちょうど宿場町があったJR清水駅前は現在でも江尻という地名のようです。広重『東海道五拾三次之内 江尻』を見ても分かるように、江尻宿は清水港のある港町です。

江戸時代、江尻宿の手前には街道の分岐点である追分があり、現在でもその地区は「追分」とよばれています。 追分には江戸時代初期から続く江尻宿名物「追分ようかん」を売るお店があるので、立ち寄ってみました。 お店で追分ようかんを買って食べてみましたが、甘さ控えめのあっさり味です。
店の軒先には現在でも追分道標の石柱が残っています。道標には「是より志三づ道」と刻まれています。 「清水」を「志三づ」と表記しているところが歴史を感じさせてくれます。

追分  追分羊羹

道標

カッパ伝説の残る稚児橋を渡り、江尻宿へと入っていきます。
江尻宿は現在では商店街となっており、あまり昔の宿場町の面影は見当たりませんでした。

カッパ像  宿場町並み

宿場内には、古い建物の代わりに鯨の大きなオブジェが鎮座していました。

鯨像

とりあえず、この日はJR清水駅まで歩いて終了。次回は東海道ウォーカーが最も楽しみにしているであろう名所「さった峠」を歩きます。


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