【東海道53次・江戸方面18日目のつづき】 :六合駅〜岡部北口バス停(17.5km)

E21.岡部宿  (現在の静岡県藤枝市岡部)


東海道53次岡部宿の浮世絵  (広重『東海道五拾三次之内 岡部』より)

仮宿交差点で歩道橋を渡り、左の細い脇道へと入っていきます。

左道へ

街道脇には「従是東巖村領横内」と書かれた昔風の標識がありました。「これより東は岩村藩の領地・横内です」という意味です。 岩村藩とは岐阜県東濃地方なのですが、静岡県内に飛び地を所有していたそうです。岐阜県出身の僕としては、思わぬところで故郷に出会った感じでちょっと嬉しかったです。

美濃岩村藩領地

横内地区を抜けると、まもなく岡部宿です。
岡部宿は宇津ノ谷(うつのや)峠を控えた宿場町です。小さな宿場町だったそうで、現在でも小さな町です。

これより岡部宿  岡部宿町並み

岡部宿本陣跡にはそれっぽい立派な門があります(左下の写真)。
岡部宿本陣の隣には旅籠が残っています(右下の写真)。 近年まで個人が所有する建物だったのですが、現在では岡部宿大旅籠柏屋歴史資料館として一般公開されています。

本陣跡  旅籠

旅籠の中に入ってみることにしました。外から建物内に人が数人見えたので、結構観光客が見に来ているんだなぁ〜、と思って入ってみたら、弥次・喜多を模した人形でした。

旅籠内部

旅籠の中は案内人が説明してくれます。 身分の高い人用の部屋(左下の写真)では畳の縁が緑色に飾られていますが、庶民用の部屋(右下の写真)では飾りのない安い畳を使っています。 身分によって部屋の作りが全然違っていました。

旅籠座敷  接客中

【東海道53次・江戸方面19日目】 :岡部北口バス停〜静岡駅(15.2km)

岡部宿をあとにして、宇津ノ谷峠へと向かいます。街道沿いの民家はどんどん少なくなっていき、目の前に大きな山が迫ってきます。あぁ〜、あの山を越えるのか・・・。
国道1号宇津ノ谷トンネル手前の道の駅で一休みし、さらに細い道へと右折していきます(右下の写真)。歩くごとに道はどんどん細くなり、車も通らなくなっていきます。

登り坂  右へ進む

広重『東海道五拾三次之内 岡部』は宇津ノ谷峠の入口を描いたもので、ちょうど下の写真がその位置になります。 左の登り坂が宇津ノ谷峠の入口です。さあ、いざ峠越えへ。

宇津ノ谷峠入口


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