【東海道53次・江戸方面15日目のつづき】 :袋井駅〜掛川駅(12.4km)

袋井宿から掛川宿までの距離は約10km。ちょっと長めなので中間地点には間の宿・原川があります。 原川間宿があった場所には現在でも集落が残っています。

原川間宿  地図

原川間宿と言えば、松並木。松自体は小さいのですが、とにかくここの松並木はきれい。 東海道を歩いているとあちこちで松並木を見ることができますが、個人的には原川の松並木が一番美しいと思います。

松並木

美しい原川松並木を抜けるとポツンとお寺があります。このお寺の前の看板には「東海道ど真ん中のお寺です」と書いてありました。 是非休憩していってくださいとばかりに寺の前にはベンチが置いてあったので、持参したおにぎりを頬張り、一休み。

ベンチ

昼食を終えたらくねくねした道を歩いていきます。ところどころに松並木があったりします。街道沿いの民家や店舗が増えてきたら次なる掛川宿はもうすぐです。

掛川へ  松並木


E16.掛川宿  (現在の静岡県掛川市)


東海道53次掛川宿の浮世絵  (広重『東海道五拾三次之内 掛川』より)

倉真川にかかる大池橋を渡って掛川市街地へと入っていきます。大池橋は広重『東海道五拾三次之内 掛川』に描かれている橋です。 江戸時代、大池橋は東海道と秋葉山街道の分岐点だったのですが、現在でも結構交通量の多い橋のようです。 浮世絵では右手に山が見えますが、現地に行ってみると山らしいものは全く見えません。ちなみに下の写真は浮世絵と全く同じ場所で撮影したものです。

大池橋

掛川宿は掛川城の城下町としても栄えました。宿場町の中心地付近は、現在ではJR掛川駅前の商店街となっています。
掛川は数年前に放送されたNHK大河ドラマ『巧妙が辻』ゆかりの地として観光開発されており、そのため宿場町としての面影を一切見ることができません。 銀行の壁には山内一豊と妻・千代が描かれていました。

清水銀行  商店街

掛川城は東海道随一ともいわれた美しい城です。
天気が良かったこともあり、天守閣からは富士山の頭が見えました。 見附宿で初めて富士山を拝んでからは山やビルが視界を遮ってしまったため、あまり富士山を見れなかったのですが、幸運にもひさびさに見れました。 見附宿で見たときよりも随分大きく、はっきりと富士山が見えます。富士山を眺めながら、随分東へ進んだんだなぁ〜としみじみ感じました。

掛川城  富士山

この日はここで旅を終え、電車に乗って帰ることにしました。
家から遠くなってきたので、早く旅を切り上げて帰らないといけないのが痛いところです。


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