【東海道53次・江戸方面11日目】 :二川駅〜新居町駅(16.2km)

E9.二川宿  (現在の愛知県豊橋市)


東海道53次二川宿の浮世絵  (広重『東海道五拾三次之内 二川』より)

この日はJR二川駅から出発。しかし、現在の二川宿の玄関口であるJR二川駅は二川宿の中心地よりちょっと離れたところにあります。 というのも、二川宿は、元々の二川宿と、あとに追加された大岩加宿の2宿から構成される宿場町で、 鉄道の駅を作る際にちょうど二川と大岩の中間に作ったためです。

そのため駅から二川宿の中心地まではちょっと歩かなくてはいけません。 しかし、駅前から遠いことで、二川宿には古い街並みが残ることができたので、何が幸いするか分かりません。

格子戸  のれん

しばらく歩くと二川宿本陣に到着です。 二川宿本陣は、江戸時代から残る貴重な建物で、現在は資料館として公開されています。 開館時間よりちょっと早めに到着してしまいましたが、受付に声を掛けたら館内に入れてくれました。

町並み  本陣跡

ちなみに本陣とは大名が参勤交代の際に宿泊した施設です。今で言うところの高級ホテルでしょうか。
左下の写真はお殿様が利用した部屋ですが、とても立派な作りになっています。

本陣部屋  本陣庭

お殿様が泊まった本陣の隣には庶民が泊まった旅籠があり、こちらも現在は資料館となっています。

旅籠内部""  旅籠内部

見学を終えたら次なる白須賀宿を目指します。
実は二川駅を出たら、東海道沿いの電車の駅は新居駅までなく、そのため15km以上の道を1日で歩かなくてはならないのです。 日が暮れる前に新居駅まで歩かなくては、と急ぎ足で二川宿を離れます。

下の写真は二川宿にある桝型。クランク構造が現在でもしっかり残っています。

枡形

二川宿から次なる白須賀宿までは長い長い坂を上り続けなくてはいけません。
この付近は冬になると物凄く強い北風が吹きます。ちょうど南向きに歩く僕にとっては強烈な追い風になります。背中を北風に押されながら、坂を上り続けます。
坂の右手には大きな岩が見え、ちょっと神秘的です(右下の写真)。

登り坂  大岩

街道脇にはキャベツ畑が広がります。この坂の途中にあまり民家が無く、そのため路線バスの本数がとても少ないです。時刻表を見たら、平日は1日1本。土曜休日は運休!!。これでは途中で帰りたくなっても帰れません。やっぱり新居駅まで歩かないといけないか。。。

キャベツ畑  時刻表

坂を登り切り、ちょっと下ると小さな川が流れています。これは昔、三河国と遠江国の国境であった境川。 こんな小さな川が国境となっていたとは驚きです。この境川は現在でも愛知県と静岡県の県境となっています。やっと愛知県を脱出です。

境川


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