【東海道53次・江戸方面1日目のつづき】 :宮の渡し公園〜有松駅(11.8km)

E2.鳴海宿  (現在の愛知県名古屋市緑区)


東海道53次鳴海宿の浮世絵 (広重『東海道五拾三次之内 鳴海』より)

鳴海宿の西入口には常夜灯が残っています。常夜灯とは今で言う街灯みたいなものです。
どの宿場町も昔は東西の両入口には常夜灯があったそうですが、時代と共に撤去されてしまいました。鳴海宿は現在でも2個とも残っていて、とても珍しいそうです。

京側常夜灯  ←これは西入口の常夜灯

鳴海宿に入ると、電信柱に「ここは東海道 鳴海宿」というステッカーが貼ってありました。 これを見た瞬間、お〜宿場町に来たなって感じがします。鳴海宿には江戸時代を思い起こさせるような格子窓の建物が残っています。 名古屋市にもこういう昔風の建物が残っていたんだなぁ〜。

張り紙  古民家

---【追記】---
2009年11月、鳴海宿中心部付近に高札場が復元されました。 掲げられている高札は、名古屋市博物館に保存されている江戸時代の高札のレプリカで、宿場間の駄賃・人足賃やキリスト教禁止などの内容が書かれています。 僕が見学に行ったのは、設置1年後だったので、まだまだ真新しい状態で、いかにも復元物でしたが、 何年か経って古びてきたら、本物の高札らしく見えるようになると思います。(2010年11月追記)

復元高札場

先述のとおり、鳴海宿の東入口にも常夜灯が残っています。ここを通り過ぎると鳴海宿は終了です。

江戸側常夜灯  ←これは東入口の常夜灯

【東海道53次・江戸方面2日目】 :有松駅〜豊明駅(5.2km)
【東海道53次・江戸方面3日目】 :豊明駅〜知立駅(6.4km)


鳴海宿を通過して程なくすると、間の宿(あいのしゅく)有松の街並みが始まります。 間の宿とは、正式な宿場町ではないのですが、宿場町間が長いときに中間の休憩所として設置されたものです。
江戸の情緒が漂う建物が多く、有松の街を歩いているとタイムスリップしたみたいです。

古民家  古民家

古民家  古民家

有松間宿は名産品“有松絞り”で栄えた宿場町で、現在でも有松絞りのお店が軒を連ねています。

絞り屋  蔵

有松間宿の近くには、歴史上非常に名高い場所があります。
それは桶狭間の合戦地。今川義元が織田信長の奇襲に遭い、討ち死にした場所です。
討ち死に場所は諸説あるそうですが、ここはその一つです。

僕が今川義元のお墓に手を合わせていると、すぐ側を女子高生が楽しそうにお喋りしながら通り過ぎていきました。 400年ちょっと前、ここで歴史を左右する激闘が行われたのですが、時代の流れというものを感じてしまいました。

桶狭間古戦場  看板

激戦の地をあとにして歩を進めると、しばらくして境川に差し掛かります。
この境川はその名の通り、昔は尾張国と三河国の国境となっていました。
この後、旅先でいくつもの境川を渡りますが、全て昔の国境となっていた川です。

境川

尾張国をあとに、三河国へ突入です。


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