【リプレイ風小説 第7話 再戦(リターンマッチ)

 

あとがき


  大変長らくお待たせしました。
「第7話 再戦(リターンマッチ)」いかがでしたでしょうか。
 このお話は、かの悪名高い『納骨秘密』を舞台としています。
 なぜ、悪名高いかといいますと、『納骨秘密』実装当時からプレイしている方はご存知だと思いますが、この秘密は最も難易度が高い上、最初は致命的なバグもあったりで、かなり失敗が多かった秘密だったからです。
 二連で二回とも失敗というのも珍しくなく、恐らく成功確率は半分ぐらいだったのではないでしょうか。
 これがよくしたもので、当時は成功率が低いのを補うように、クリア経験値が二倍になるバグがあり、ハイリスクハイリターンのまさにスリルのある冒険でした。
 難易度が高いゆえにクリアしたときの達成感も高く、とても人気のあった秘密です。
 また、クリアするためにはハッキリとした役割分担があり、メンバー集めも大変でした。
 そのため、連日同じメンバーで挑戦する固定パーティーが多かったようです。
 自分も毎夜0時になると、ギルメンを含めた固定パーティーでわくわくする冒険に出かけたものです。
 このときの楽しかった思い出を表現したく、今回のお話を書き上げました。
 また、『納骨秘密』の難易度の高さを表現したく、今回、初めて失敗で終わらせました。
 うまく伝わっていれば幸いです。

 さて、今回のお話は『秘密迷宮冒険譚』で、最も長いものになりました。
 内容もちょっと凝っていて、リトルウィッチのメルティを中心とする『秘密ダンジョン』の攻略のお話、ビショップのシップが教会から命じられたガダーム・ギガス封印のお話、そして、自分の主を捜し求めるスニークのお話の三つを絡めてひとつのお話を形成しています。
 第5話で登場したメルティは、どちらかというと傍観者で、退屈しのぎにスリルを求めて『秘密ダンジョン』への冒険に参加するお嬢様でした。
 第6.0話、第6話では、ビーストテイマーのスノウと反目しつつ、ときにはパーティーに危機を招くトラブルメーカーの存在でした。
 それが今回は大きな挫折を経験し、かつてのライバルだったスノウの指導もあってそれを乗り越え、立派なリーダーへと成長します。
 一方、シップは『秘密ダンジョン』の中でかつての師ハウロカーンと再会し、自らの手で倒しますが、ガダーム・ギガス封印には失敗します。
 そして、スニークは捜し求めていた自分だけのリーダーを見つけます。
 きっと将来は、メルティの命により、王家の闇の仕事を請け負って暗躍することでしょう。
 その他、RRはいつものごとく横柄で曲者ぶりを発揮し、アインは真面目で真っ直ぐで考え過ぎです。
 久し振りの登場のフラウとゴーンは、殺伐としたお話に笑いと可愛らしさを提供してくれていますし、同じく久し振りの登場のパラレルは、相変わらず美麗です。
 書いていてとても楽しく、そして、とても熱のこもったお話になりました。
 だからと言って、一年以上お待たせした言い訳にはなりませんね。
 スミマセン。
 ですが、その分、面白さも一番だと思っています。

 今回のお話で、『秘密迷宮冒険譚』の当初の予定でした全7話(プラス1話)を、ようやく書き上げることができました。
 構想としては、『モリ6秘密』編、『時森』編、『赤目秘密』編などもあったのですが、それはまたのお楽しみということで、一旦、ここで筆を置かせていただきたいと思います。

 長い間おつきあいいただき、ありがとうございました。

 それでは、このへんで。
 またどこかでお目にかかる日が来ることを夢見つつ最後のことばとしたいと思います。
 本当に、ありがとうございました。
 お元気で。

 

平成25年5月3日 管理人 へろりん
 

 

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