【リプレイ風小説 第5話 鍵消失】

 

あとがき


 お待たせしました。
 「第5話 鍵消失」いかがでしたでしょうか。
 今回は、今はもう廃れてしまった『オーガ秘密』が舞台です。
 この秘密は、『墓地秘密』、『赤目秘密』と並んで、シーフ必須の秘密です。
 トラップを外したり、鍵や隠し扉を開けたりするには、その技を持ったシーフさん、通称『鍵』さんがいないことには、『秘密ダンジョン』の中を一歩も進めません。
 『鍵』さんが見つからずにずーっと募集しているパーティーや、結局あきらめて解散するパーティーもいました。
 その大事な『鍵』さんが、『秘密ダンジョン』の中で『黒落ち』したことが、『赤目秘密』と『オーガ秘密』で何度かありました。
 ダブスロのせいか、『鍵』さんは落ちやすいようです。
 大概は、根気よく待っていると帰って来ましたが、『オーガ秘密』で一度だけ、待てど暮らせど『鍵』さんが戻って来ないことがありました。
 『秘密ダンジョン』の制限時刻が刻一刻と迫ってきます。
 遂に、意を決して、トラップを発動させ、力づくでクリアしました。
 人間とはおかしなもので、順調にクリアしたときよりも、トラブルで苦労したときのことの方が、楽しく、印象深く覚えているものです。
 今回の『鍵消失』は、このときの経験を元に小説化しています。
 当時の『オーガ秘密』には『黄ダメ』枠というのがありました。これは、『オーガ秘密』の中で一番の強敵である蜘蛛を倒すための枠でした。
 当時の蜘蛛は物理ダメージに対するカウンターアタックがすごくて、魔法職がいないと酷い目にあったのです。
 残念ながら、その後のアップデートで蜘蛛のカウンターアタックは無くなってしまいましたが、これも今回のお話しでは再現しました。RRがスニークに「メテオのアニキ」と呼ばれるきっかけとなります。
 また、今回のお話しは、登場人物だけでなく、今までのお話しといろいろなところで繋がっている、繋がりのお話しでもあります。
 これからのお話しへの繋がりは、これからのお楽しみです。
 この『秘密迷宮冒険譚』を通しての主人公は、『狂乱の魔術師』RRですが、今回の主人公はリーダーの少年剣士ナイトであり、題名の『鍵』であるスニークが隠れ主人公です。
 そして、このお話しから、赤い髪の傭兵ロンドの長い旅が始まります。

 次のお話しは、『スウェブ秘密』編の予定でしたが、その前日談として、『’ラ’秘密』編を先にお届けします。
 ちょっと半端ですが、第6.0話としました。請うご期待です。
 ゲストブックに今回の感想など書いていただけると、勇気百倍です。
 では、次回作「第6.0話 真紅の系譜」のあとがきで、またお会いしましょう。

 

平成23年2月25日 管理人 へろりん
 

 

<<前へ                        <戻る>                     次へ>>