スイーツについて

ウィーンのお菓子

ウイーン菓子とはフランス菓子に比べると、馴染みのないものが多いのですが、生地や奥深い味わいはフランス菓子とはひと味違った美味しさがあります。

焼き菓子などの種類が多く、クグロフはマリーアントワネットがフランスに嫁入りする際、職人同行で持ち込んで知名度を高めたとも言われています。
このクグロフの型はウィーンの家庭には必ずあると言っても良いほどで、この型で焼いたお菓子を「クグロフ」と呼びます。

ザッハトルテ

ウィーン菓子を代表するチョコレートケーキです。
19世紀の初頭、ウィーンのホテル・ザッハーの菓子職人フランツ・ザッハーが考え出したケーキです。
ホテル・ザッハーには専用の売店があって世界中からの観光客がこのケーキを買い求めにきます。

長い間門外不出だったこのケーキは、ホテル・ザッハーが財政難に陥った際に援助を行ったウィーンの王室ご用達のケーキ店・デメルの娘が嫁いだ際にレシピが流出してしました。そして、デメルでもザッハトルテの名を冠して発売したことにより7年にも及ぶ商標等をめぐる裁判に発展したのです。
そして、裁判の結果はデメルのものもザッハトルテとして売ってよいということになりました。

この二つのザッハトルテの違いは、ホテル・ザッハーのオリジナルザッハトルテはアンズのジャムを内部にも挟むのに対し、デメルのザッハトルテは表面にのみ塗る、という違いがあります。

また、ザッハトルテは「甘すぎる」という感想を良く聞きますが、生クリームをたっぷり添えてコーヒーと一緒に食べると奥の深い美味しさが味わえます。