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母乳の成分としくみについて 

 

 

 

 母乳の成分

 

 

 

どうして母乳がでるの? 

 

 

 

とっても大事な「初乳」 

 

 

 

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 授乳後の「げっぷ」

 

 

 

母乳は、どのくらい飲ませればいいの?本当に足りてる? 

 

 

 

母乳を冷凍保存しよう 

 

 

 

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  どうして母乳育児がいいのか

 

「母乳で育てるとは良い」なんて言葉。よく耳にしませんか?でも、なぜそう言われているのか知っていますか?ここでは、母乳育児が赤ちゃんとママにとって、どんな形でプラスになるのかを紹介していきますね♪

 

  母乳が赤ちゃんへ与えるメリット

 

 その1 栄養が豊富

 

母乳には、赤ちゃんの成長に必要な成分が含まれているので、健康に生まれた赤ちゃんは生後6カ月まで母乳だけで育つことができます。

生まれたばかりの赤ちゃんには、免疫のたくさん含まれた初乳が。生後3カ月の赤ちゃんには、そのときに必要な栄養を含んだ母乳が分泌されるというように、お母さんは赤ちゃんひとりひとりの成長に合わせた母乳を作ります。 さらに小さく生まれた赤ちゃんのお母さんは、その子に必要な栄養を多く含んだ母乳を分泌します。またお母さんが病気になったときは、病気に対する抗体が母乳を通して赤ちゃんに移行して、赤ちゃんを病気から守ります。そのためにも赤ちゃんには、お母さんの母乳が最適なのです。

 

 

 その2 消化がいい

 

赤ちゃんの消化吸収力は未熟ですが、母乳中には母乳の栄養を分解し消化吸収を助ける酵素が入っているので、赤ちゃんの体に負担がかかりません。

 

 

 免疫力を高め、丈夫な子供に育つ

 

お母さんがこれまで感染した病原体に対する抗体は、母乳を通じて赤ちゃんに移行します。
また母乳には、細菌やウイルスが体内に侵入して病気になるのを防ぐ免疫グロブリンをはじめ、腸内環境を整えるビフィズス菌やオリゴ糖、殺菌作用を持つラクトフェリンなど体を守る物質が豊富に含まれており、母乳を飲むことで病気になりにくい体が作られます。

 

 

 あごや歯の発達を助ける

 

おっぱいにしっかり吸いついて飲むことは、あごや口の周り、舌の筋肉の発達につながります。口を動かす刺激は、脳の発達にも大切です。

 

★ほかにも「乳幼児突然死症候群が少ない」「肥満になりにくい」などのメリットがあります

 

 

  ママへ与えるメリット

 

 赤ちゃんとスキンシップができる

 

母乳は消化吸収が良いため、ミルクに比べるとすぐにおなかがすきます。そのため自然と授乳回数が増え、赤ちゃんとのスキンシップタイムが多くなります。また母乳を作り出すホルモンには、お母さんをリラックスさせて、赤ちゃんを可愛いと思う感情が増す働きがあります。

 

 

 赤ちゃんに母乳を与えることで、さらに母乳の出が良くなる

 

母乳の分泌には、母乳を作る「プロラクチン」と母乳を乳頭に押し出す働きをする「オキシトシン」という2つのホルモンの働きが欠かせませんが、これらのホルモンは赤ちゃんが乳首を吸う刺激で活性化します。そのため授乳を繰り返すことで、さらに母乳が出るようになります。

 

 

 授乳することでカロリーを消費する

 

母乳が作られる量には個人差がありますが、1日約800〜900mlの母乳を分泌したときのママの消費カロリーは、なんと約600〜700kcalにもなります。

 

 

 あかちゃんを待たせない

 

赤ちゃんが欲しがるときに、すぐに与えられるのも母乳育児のメリットです。

ミルクのように哺乳びんの消毒や作る手間が省けるほか、粉ミルクや哺乳びんなどを買わずにすむためお金もかかりません。また災害時など、万一の場合も母乳はすぐに飲ませることができます。

 

★ほかにも「乳ガン、卵巣ガン、子宮ガンになるリスクが低い」「閉経後に骨粗しょう症になりにくい」などのメリットもあります。

 

  母乳の成分としくみについて

 

  母乳の成分

 

母乳には、赤ちゃんの成長に必要な栄養がすべて含まれています。主な成分は水分(88%)で、残りの約10%は脂肪、乳糖、タンパク質、ビタミン、ミネラルです。主な成分の働きは以下の通りです。 

 

 

 脂肪

 

脂肪の中でも魚や大豆油に多く含まれる多価不飽和脂肪酸は、赤ちゃんに必要なエネルギー源を与えるだけでなく、神経組織を作る大切な働きをします。ミルクにも添加されていますが、母乳とは構造が異なります。また吸収も母乳のほうが優れています。

 

 乳糖

 

乳糖はエネルギー源だけでなく、脳や中枢神経の発達に欠かせない成分です。母乳中のカルシウムの吸収を良くする働きもあり、赤ちゃんの骨や歯の発育を助けます。

 

 

 たんぱく質

 

母乳に含まれるタンパク質は、固形部分のカゼインと液体のホエイタンパクからなっています。

カゼインは胃酸にカードという固まりを作ります。母乳のカードはやわらかいので、容易に消化されますが、ミルクのカードは母乳に比べて硬くて大きいので消化に時間がかかります。そのためミルクの赤ちゃんは、授乳回数が少ないのです。

 

 

 

一方ホエイタンパクには、脳細胞の発達に欠かせないタウリンなどのアミノ酸、病気から体を守る免疫(ラクトフェリン、分泌型免疫グロブリンA)が含まれています。

分泌型免疫グロブリンAは、赤ちゃんの腸、気管支、口、鼻、耳などの粘膜に直接作用して、さまざまな細菌、ウイルス、アレルゲンの侵入を防ぎます。とくに初乳には多く含まれているので、ぜひ飲ませてください。

 

ちなみに母乳の成分は、環境や母乳の飲ませ方にも関係しています。

例えば寒いところで生活するアザラシの母乳は、50%以上が脂肪です。そして1日2〜3回の授乳で短期間で大きく成長させます。しかし私たち人間の母乳は搾ってみると、色や味が薄いことがわかります。これは頻繁に長い時間かけて飲ませるために薄いのです。

 

  どうして母乳がでるの?

 

妊娠すると、卵巣はホルモンの分泌をしばらく中断します。そして胎盤が多量の卵胞ホルモンや黄体ホルモンを分泌し始めます。 この2つのホルモンは赤ちゃんが生まれたときに、たくさんの母乳が出るようにおっぱいを大きくし、赤ちゃんが生まれるまでは母乳を出さないようにします。

しかし赤ちゃんが生まれて胎盤がなくなると、この2つのホルモンの働きは解けます。

そして今度は赤ちゃんがおっぱいを吸い始めると、ママの脳に信号が送られ、母乳の分泌を促すプロラクチン、射乳反射を起こすオキシトシンのホルモンが増加します。それにより母乳が分泌されるのです。

赤ちゃんが乳首を吸う刺激で、母乳を分泌するこれらのホルモンは活性化するため、出産後は、なるべく早くから、赤ちゃんが欲しがるたびに何回も授乳しましょう。そうすることで母乳は出ます。

 

  とっても大事な「初乳」

 

分娩直後から1週間くらいまでの透明でトロッとしていたり黄色っぽい母乳を初乳といいます。

初乳には、抵抗力がない新生児をバイ菌から守る免疫物質が豊富に含まれているため、赤ちゃんが生まれて最初に口にするものはお母さんの母乳が一番です。

出る量は一般的にはわずか数ml程度ですが、“これしか出ないの!?”と心配する必要はありません。初乳はカロリーが高いうえ、“赤ちゃんは3日分のお弁当を持って生まれてくる”といわれるように、生後数日間はそれほど母乳を飲まなくても大丈夫なのです。

出産施設によっては、産後すぐに母乳をあげることができなかったり、安易にミルクを与えるところもあります。

母乳育児は、初乳をきちんと与えることから始まります。そのためにも母子同室で母乳育児に熱心な出産施設を選ぶことが大切です。

 

  おっぱいマッサージ

 

おっぱいマッサージとは、血液の循環を良くして母乳の出を促進したり、乳房トラブルを改善するためのマッサージです。産後、「母乳の出が悪い」、「詰まりやすい」、「乳房が痛い」、「赤ちゃんが飲んでくれない」「赤ちゃんの体重が増えない」などのトラブルを抱えているママは、一度受けてみてはいかがですか。

 

おっぱいマッサージといっても、さまざま手法があるため、ここでは桶谷式母乳育児相談室のマッサージについて説明します。

 

桶谷式は、故・桶谷そとみ先生が考案した“痛くない・良く出る”マッサージで、母乳の原料となる血液を運ぶ乳房の基底部(乳房の底)を中心に行うのが特長です。施術は、助産師として3年以上の経験を持ち、さらに桶谷式乳房管理法研修センター(東京)で1年間研修を受け、認定試験に合格した「桶谷式乳房管理法認定者」が行います。また飲ませ方や飲み方を見て、具体的な授乳のアドバイスも行うため母子一緒に診てもらうのが基本です。料金は、初診5,000円〜、再診3,500円〜、往診は1回7,000円〜(相談室によって異なります)。

 

 

 妊娠中のおっぱいケア

 

妊娠中のおっぱいのケアについては病院によっても異なり、雑誌やインターネットでも様々な情報が伝えられています。桶谷式では、妊娠中の特別なおっぱいの手入れは必要ないと考えています。お風呂に入った時などに「赤ちゃんに母乳を飲ませよう」という思いを込めて乳頭の汚れをやさしく拭き取る程度で十分です。

おっぱいは妊娠中から授乳の準備を始めています。乳腺が発達しておっぱいが大きくなるのもこのためで、おっぱいをしめつけないように、ワイヤーの入っていないゆったりとした下着がよいでしょう。

扁平乳頭の方も、産後なるべく早く、乳房が柔らかいうちに飲ませ始めることが大切です。心配な場合は、妊娠中に一度、助産師などの専門家に相談すると安心です。

 

 

 母乳はママになれば、みんな必ずでるの?

 

人間は哺乳動物なので、ほかの哺乳動物と同じように必ず母乳が出る、体の仕組みになっています。おっぱいの大きさや乳頭の形はひとそれぞれ違いがありますが、おっぱいが小さいから母乳が出ない、乳頭が短いから母乳では育てられないということはありません。とはいうものの、赤ちゃんが生まれたからといってすぐに母乳が出る訳ではありません。一般的には、産後3〜4日目ぐらいまでは母乳の分泌はごく少量です。
母乳を出すのに、大切なのはとにかく赤ちゃんに吸ってもらうことです。母乳の分泌には、プロラクチンとオキシトシンという2つのホルモンの働きが欠かせませんが、これらのホルモンは赤ちゃんが乳首を吸う刺激で活性化します。
そのため最初は授乳間隔や母乳の出具合などにこだわらず、赤ちゃんが欲しがるたびに何度でも授乳してみましょう。そうすることで、母乳は次第に出るようになります。個人差もありますが、産後4日過ぎくらいから分泌量が増えてきます。ただ、お母さんの体調がすぐれなかったり、赤ちゃんが上手におっぱいに吸いつくことができない場合、母乳が出るようになるのに時間がかかることもあります。
また、母乳の分泌は非常にデリケートです。ストレスや偏食などが原因で出が悪くなってしまうこともあります。心配な時は助産師などの専門家に相談してみたらよいでしょう。

 

  母乳の飲ませ方

 

母乳の正しい飲ませ方を知ることは、乳房トラブルを防ぎ、母乳育児を楽しく長く続けることができ、赤ちゃんの満足度にも繋がります。 ここでは、生まれたばかりの赤ちゃんにすぐできる普通抱き(横抱き)と逆抱き(フットボール抱き)をご紹介します。

 

  授乳姿勢

 

授乳は、ママがリラックスした姿勢で行なうことが大切です。姿勢が悪いと赤ちゃんは飲みにくいので飲み残しが増え乳腺炎をおこしたり、ママ自身にも余計な力が加わり、肩こりや腱鞘炎などのトラブルを招く原因にもなります。 ソファやベッドに座って授乳する場合は、床に足がしっかり着いたほうが姿勢が安定します。足が着かない時は床に座布団などを敷くとよいでしょう。また、畳などに座って授乳する場合は、あぐらをかいたり、座椅子などを使うのもいいですね。赤ちゃんがリズミカルにおっぱいを飲みはじめたら、ママも肩の力を抜いてみましょう。また、授乳が終わったら首や腕をまわしたり、グーッと背筋を伸ばすようなストレッチをすると、体も心もすっきりします。

 

 普通抱き(横抱き)

 

最もポピュラーな授乳姿勢。赤ちゃんの顔と体がまっすぐママと向き合うことがポイントです。

右乳房を飲ませる場合


(1)赤ちゃんの頭をママの右ひじに軽くのせて抱きかかえたら、その手で赤ちゃんの背中・おしりを支え、赤ちゃんのお腹とママのお腹が向き合うように抱っこします。
(2)赤ちゃんの口が、ママの乳頭の高さにくるようにクッションなどで調整します。
(3)ママは前かがみにならないように姿勢をラクにして、左手で右の乳房を支えます。
(4)赤ちゃんが大きな口を開けたら、ママの方に引き寄せるようにして乳輪まで深く含ませます。

※乳房は必ずしも支える必要はありません。支えるときは、乳輪よりも外側を持つようにします。乳頭を持ったり、乳輪の部分で支えると、赤ちゃんが乳輪まで深く含むことができません。

 

 

 

 逆抱き(フットボール抱き)

 

普通抱きで上手く飲ませられないときは、フットボール抱きを試してみましょう。この抱き方は、乳房の外側におっぱいがたまるのを防ぐ効果があります。しかし乳輪や乳頭の伸びが良くないと乳頭トラブルを招くので、乳房に違和感を覚えたら、普通抱きに変えましょう。

右乳房を飲ませる場合

(1)赤ちゃんの体をママの右脇でフットボールをかかえるように抱きます。
(2)赤ちゃんの口と乳頭の高さが同じになるようにクッションなどで調整します。
(3)右手で赤ちゃんの首から肩を支え、体をまっすぐにします。
(4)左手で右の乳房を持ち、赤ちゃんに乳輪まで深く含ませます。

 

  授乳時間と回数

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ上手に飲むことができなかったり、一度にたくさんは飲めないので、1日に10回以上授乳することがほとんどです。なかには1時間毎におっぱいを欲しがったり、ベッドに寝かせたと思ったらすぐに起きてしまう赤ちゃんもいます。赤ちゃんが口をチュパチュパしていたり、泣きはじめたら、まずおっぱいを含ませてみましょう。そうすることで乳頭への刺激が脳へ伝わり、母乳の産生が活発になります。乳頭への刺激が多いほど、母乳の分泌はよくなりますから、赤ちゃんが欲しそうにしていたら、何度でも授乳してみましょう。ママと赤ちゃんの抱き方、飲み方も上手になり、早く母乳育児がスムーズになります。
赤ちゃんとママのリズムが合ってくると、授乳のリズムは約2時間から3時間に落ち着いてきます。「そろそろ授乳の時間かな」と思うと、乳房が張ってきたり、ツツーというような感じがする人もいます。また、赤ちゃんがおっぱいを飲んでいるときに反対側のおっぱいがにじんできたり、ツツーと感じることがありますが、これは乳腺で作られた母乳が乳頭の方へ向ってほとばしり出てくるような、まるで「わいてくる」ような感覚です。この感覚を桶谷式では催乳感覚とよんでいます。このような感覚がわからないときは、赤ちゃんの飲み方をよく見てみましょう。飲みはじめはクチュクチュと軽く速いリズムで口を動かしていたのが、急にゴクンゴクンと大きい力強い飲み方に変ります。このゴクンゴクンという飲み方の時に母乳はわいてきているのです。そして1分くらいすると、またクチュクチュ飲みにもどります。この間は母乳はわずかしか出ていませんが、しばらくするとまたゴクンゴクンと飲みだします。1回の授乳でこれが何回か繰り返されて、赤ちゃんは母乳を飲んでいるのです。母乳は両乳房同時にわいてきますから、1回の授乳で左右両方の乳房を飲ませるようにしましょう。赤ちゃんによっては片一方の乳房だけで満足して眠ってしまい、反対側の乳房はパンパンに張っているということがありますので、そういう時には早めに反対側にかえてみましょう。どうしても起きない場合は搾乳しておくとよいでしょう。

 

  授乳後の「げっぷ」

 

授乳後のげっぷは出ないこともありますし、必ず出さなければいけないというものではありません。とくに乳首を深くくわえて飲む赤ちゃんは、空気をあまり飲み込まないのでげっぷが出ないこともあります。げっぷがなかなか出ず授乳後に吐きやすい赤ちゃんは、しばらくたて抱きにするか、少し上半身を高くしたり、顔を横に向けて寝かせておくと、吐いた時でも安心です。
タラタラと口元から母乳を吐いてしまうことをいつ乳といい、これは心配ありません。噴水のように勢いよくピューっと吐くような場合は病院を受診しましょう。

 

  母乳は、どのくらい飲ませればいいの?本当に足りてる?

 

生後3か月くらいまでは飲ませてもすぐに泣いてしまったり、母乳の後も寝ないので「母乳が足りないのかしら」と感じ、不安になってしまうママは多いのではないでしょうか。哺乳びんと違い、ママの乳房には目盛りがありませんから、赤ちゃんがどのくらい飲んでいるのかわかりません。では、どうやって母乳が十分に出ているか判断すればよいのでしょうか。
母乳が十分出ているかは赤ちゃんの様子と母乳の飲み方が一番の目安になります。赤ちゃんは機嫌がよく、手足をバタバタよく動かし力強く泣いていますか。母乳育ちの赤ちゃんは個人差が大きいものですが、赤ちゃんが元気で、母乳を飲みながらゴクンゴクンと聞こえてくれば、十分な量の母乳が飲めていることが多いものです。赤ちゃんは最低でも1日8回以上は母乳を飲みます。赤ちゃんが欲しがるたびに何度でも、少なくとも3時間に1回は母乳を飲ませていますか。中には眠りがちなために授乳回数が少なく、体重が増えない赤ちゃんもいますので、リズムがつかめるまでは、3時間以上たったら起こして飲ませてみましょう。赤ちゃんが浅飲みだったりすると十分の母乳を飲めないことがあるので、抱き方、飲ませ方も確認してみましょう。
また赤ちゃんのおしっこの量も目安になります。母乳だけを飲んでいる場合、1日に布なら6枚、紙なら5枚以上オムツがしっかり濡れていて、色が薄く臭いも強くなければ十分母乳を飲めている目安になります。生後6週間までならうんちが24時間に少なくとも2〜5回出ていることも確認しましょう。
赤ちゃんの体重は1ヵ月健診までに1kg、1日当たり30g以上増えないと粉ミルクを足すように指導される病院もあります。しかし、母乳育ちの赤ちゃんは生後2週間くらいかかって生まれた体重に戻ることも少なくありません。WHO/ユニセフでは母乳が足りていれば、体重が増えだしてから1週間に125g以上、1ヵ月で500g以上増加すると述べられています。またママにも母乳を飲ませているとき、反対側のおっぱいがにじんできたり、ツツーとおっぱいがわいてくる催乳感覚を感じたり、授乳後、お腹が空いたり、のどが渇くといったサインがあれば、母乳が出ている目安になります。
正しい方法でできるだけ産後早期から繰り返し授乳することが母乳育児成功のポイントです。しかし、出産直後から母乳がよく出るママ、2週間以上たってから母乳に分泌が増えてくるママ、はじめからスムーズにおっぱいを飲める赤ちゃん、なかなか直接母乳が飲めるようにならない赤ちゃんとさまざまです。どんな時でもあせらずに、ゆったりとした気持で赤ちゃんと接していきましょう。そして、もしなにか不安なことがあれば、一人で悩まず助産師や母乳育児に理解のある医師などの母乳育児の専門家に相談してみましょう。

 

  母乳を冷凍保存しよう

 

母乳の冷凍保存は早産や、病気などで赤ちゃんが入院していているときや、お母さんが仕事などで赤ちゃんを預けるときに便利です。搾乳の仕方と合わせて覚えておきましょう。

搾乳は爪を短く切り、石けんで丁寧に洗った清潔な手で行うのがキホンです。(*搾乳の仕方は「上手な搾乳の仕方」を参考にしてください)母乳を冷凍保存する際は、市販の母乳冷凍バッグを使い、空気を抜いて、きちんと密封し冷凍することがポイントです。

赤ちゃんに与えるときは、母乳冷凍バッグを水に浸して解凍し、湯せんで人肌に温めてから飲ませます。
電子レンジや熱湯で解凍すると、母乳に含まれている免疫物質やビタミンが壊れるため、高温解凍はNGです。

また解凍後は、赤ちゃんにすぐに飲ませて、飲み残しは絶対に与えないこと。冷凍保存すれば3ヵ月はもちますが、できるだけ早めに使いましょう。母乳冷凍バッグに搾乳した日付と母乳の量を書いておくと安心です。

 

 

 上手な搾乳の仕方を勉強しよう !

 

搾乳は、清潔な手でやさしく行いましょう。正しい方法で行えば、自然と母乳は搾れます。
力の入れ過ぎは、乳輪、乳頭を傷める原因になるので気をつけてください。

 

‘頭から2〜3cm離れたところ(乳輪の輪郭にあたる部分くらいの位置)に、イラストのように親指と人差し指を当てる。

  

    ⊃道悗反雄垢兄悗諒△魴擇打ち合わせる。

 

以上を、さまざまな方向から繰り返し搾乳します。乳頭をつまんだり、引っぱったり、しごいたりすると組織を痛めて、赤ちゃんが飲みにくくなるのでやめましょう。

 

  離乳食と母乳のバランス

 

桶谷式母乳育児相談室では、赤ちゃんの離乳食は、生後6カ月を目安に始めるように指導しています。
ただし離乳食開始には個人差があります。

生後6カ月を過ぎているのに、離乳食を嫌がる場合は、無理に進める必要はありません。赤ちゃんは、ママやパパがおいしそうに食事をしている姿を目にするうちに、“食べたい!”という欲求が刺激され、自然と食べるようになるものです。 “せっかく作ったのに!”とイライラせずに、“いつかは食べる日が来る!”という大らかな気持ちで接してください。なかなか食べないときは、離乳食タイムを見直したり、離乳食前に体を使った遊びをたっぷりするのもいいと思います。

また離乳食があまり進まなくても、栄養的には1歳頃までは母乳が中心になるため心配いりません。

「離乳食を始める頃には、母乳は栄養がなくなる」という方もいますが、それは誤解で、赤ちゃんが成長しても母乳の栄養価は変わりません。むしろ母乳には、消化を助ける消化酵素が含まれているため、離乳食を食べた後に授乳することで、離乳食の消化、吸収を助ける働きもあります。

離乳食は母乳から食べ物へおきかえていくわけではなく、母乳だけでは足りなくなった栄養を食べ物で補っていくものです。離乳食をはじめても、授乳回数を減らす必要はありません。

 

  母乳不足と母乳不足感

 

母乳育児相談室には、毎日さまざまな悩みをもたれたお母さんと赤ちゃんがいらっしゃいます。相談内容で最も多いのが「母乳が足りない」とか「母乳の出が悪い」という「母乳不足」です。母乳は哺乳びんと違って、どれだけ出ているかが目盛りで確認できません。赤ちゃんにとって大切な栄養なので、お母さんはとっても気になるところですね。

 

ところが、「母乳不足」を訴えて来られるお母さんと赤ちゃんの中で、本当に母乳が足りなくて粉ミルクが必要な人は少ないのです。母乳だけで育てられるおっぱいなのに、足りない気がしたり、周囲から「母乳が足りないんじゃない?」と言われて不安になって粉ミルクを赤ちゃんに飲ませているお母さんがたくさんいます。このように、母乳が足りているのに足りない気がしていることを「母乳不足感」と言います。

 

では、どうしてお母さんたちは母乳不足感を抱いてしまうのでしょうか。

 

多くのお母さんは「赤ちゃんが授乳してもすぐ泣く」「授乳の後も口をチュパチュパして母乳を欲しそうにしている」「粉ミルクをあげたらよく飲んだ」「あまり寝ない」といった赤ちゃんの様子から、「母乳があまり出ていないのでは?」と不安になってしまうようです。また、赤ちゃんが欲しがるたびに頻繁に母乳を飲ませていても「母乳は出てるの?」といった家族のことばや、赤ちゃんの体重が1ヵ月健診までに1kg、1日当たり30g以上増えないと粉ミルクを足すように指導されることから(母乳育ちの赤ちゃんにはあてはまらない不適切な指導です)母乳が足りていないと思い粉ミルクを足しているようです。赤ちゃんの中には、「いらない」と哺乳びんを拒否したり、おなかいっぱいで残す子もいますが、新生児期などはあげればあげただけ飲んでしまうことも多く、ますますお母さんは落ち込み、自信をなくしてしまうのです。

 

お母さんは母乳の飲ませ方や母乳が足りているサインを知っておくと安心です。

母乳は足りていても、抱っこしてほしかったり、暑かったり、おむつが汚れていたり、眠かったり、甘えたかったり、時には飲みすぎておなかが苦しくて泣くこともあります。赤ちゃんは、泣くことでいろいろなことを訴えますから、抱っこをしながら赤ちゃんと話をしてみましょう。おなかがすいている以外に原因がみつかるかもしれません。育児に慣れてくると、赤ちゃんの泣き方によって要求がわかってくるお母さんが多いようです。また、おっぱいを含ませることで落ち着くこともあるでしょう。

特に、産後間もないお母さんは何気ない周囲のひとことで落ち込んだり、不安になったりしやすく、不安やストレスから本当に母乳不足になってしまうこともあります。ご家族の方も、赤ちゃんやお母さんのことを心配されて、ついつい口を出したくなってしまうものです。家族の方にも母乳が足りているサインなどを伝えておくと、安心して母乳育児を応援してくれるでしょう。

 

母乳不足感で粉ミルクを足していると、母乳を飲ませる回数が減ってしまい乳房への刺激が少なくなるので、徐々に母乳の分泌が減少したり、赤ちゃんが哺乳びんの方を好んで母乳を飲まなくなってしまうこともあります。粉ミルクを足すか迷った時は、まず母乳が足りているサインを確認して、それでも解決しない場合は母乳育児の専門家に相談をして母乳不足であれば適切な量を足すようにしましょう。

 

  タバコやアルコールが母乳に与える影響

 

喫煙は、健康に害を及ぼすことは周知の通りです。授乳中のママがたばこを吸うと血液の流れが悪くなり、母乳生産量が低下します。また、乳幼児突然死症候群は父母共に喫煙習慣がある場合に発症するリスクが高くなるということがわかっています。

喫煙の問題は、たばこを吸わないママにも関係がないとは言えません。

一緒に暮らす家族に喫煙者がいれば、受動喫煙(周りの人が吸っているたばこの煙を吸い込むこと)の影響を受けるからです。

たばこの煙には、発ガン性物質を含む4,000種類以上の有害物質が含まれていると言われています。喫煙者が直接、吸い込む主流煙に比べて、受動喫煙の場合は、フィルターを通していない分、より高濃度の有害物質を吸い込むことになります。しかもニコチンは、肺からだけでなく、口の中や胃・腸の粘膜、皮膚からも吸収されますから、受動喫煙によって母乳の成分となる血液中のニコチン濃度が上昇します。

また、体が小さく臓器が未発達な赤ちゃんにとって、部屋中に漂う副流煙の影響は大人以上に大きいと言えます。

 

次にアルコールの影響です。ママが飲んだアルコールは、どんな種類のものでも、母乳に分泌されます。授乳中のお酒は極力控えた方がいいでしょう。ほっと一息のコーヒータイムは育児中の息抜きになりますがコーヒーや紅茶、栄養ドリンクなどに含まれる、カフェインも母乳に移行します。

赤ちゃんは体が小さく臓器も未熟なため、カフェインが長時間、体にとどまりやすいので摂りすぎには注意が必要です。ママがカフェインを摂り過ぎると、赤ちゃんが興奮して眠れなくなったり、夜泣きが激しくなる場合があります。授乳中は、ノンカフェインのものを選んだり、ハーブティーにすると安心です。

 

 喫煙も飲酒もやめられない!?

 

「禁煙・禁酒が無理だから、ミルクに切り替える」と考えるママもいるかもしれません。しかし喫煙・飲酒のためにミルクに切り替えた場合と、喫煙・飲酒をしながらも母乳育児を続けた場合を比較すると、母乳育児を続けたほうが赤ちゃんにはよいと言われるほど、母乳育児が、赤ちゃんに与える恩恵は大きいことがわかっています。

もちろん赤ちゃんを授かったら、禁煙・禁酒をすることが一番です。しかしどうしても禁煙が無理な場合は、,任る限りタバコの本数を減らす、⊆乳直後に屋外で吸うなど、赤ちゃんに少しでも影響を与えない工夫をしましょう。赤ちゃんと一緒に暮らす家族も同様です。禁煙外来などの専門家に相談するのもいいと思います。

飲酒の場合は、体重50Kgの女性ならば、缶ビールなら350ml程度は許容範囲と考えられています。2時間半くらいでアルコールは代謝されるので飲酒後3時間程度あけて授乳すれば、計算上授乳は可能です。しかしアルコールの代謝には、個人差があるので注意が必要です。  “可愛い赤ちゃんのため”と思って、禁煙・禁酒にぜひ取り組んでください。パパが禁煙に協力するのも、大事な育児参加です。

 

  おいしい母乳を作ろう♪

 

 栄養バランスを考えた食事を心がけよう

 

母乳がおいしいと、赤ちゃんの飲みが良くゴクゴクと飲んでくれます。おいしい母乳を作るためには、授乳中の摂取カロリーは2,200Kcal/日(妊娠していないときに比べてプラス450Kcal)を目安にしてください。

大切なのは食事のバランスです。乳房トラブル予防のために授乳中は「お肉は食べない」「脂肪は、できる限り摂らない」と食事制限をするママが時々いますが、極端な食事制限は、.好肇譽垢溜まる、体調を崩しやすい、H茲譴笋垢い海箸ら、かえって乳房トラブルを起こしやすくなってしまう人もいるので注意が必要です。

日本人にはご飯中心の和食が体には合っていると言えるでしょう。また、母乳育児をしていると、おなかがすくので、パンやめん類よりも腹もちのよいご飯はおすすめです。旬のものを上手に取り入れながら、バランスの良い食事を心がけましょう。寒い冬は体が温まるお鍋にしたり、具沢山のけんちん汁は一度にたくさんの栄養が摂れ、簡単なので、授乳中の忙しいママにおすすめです。栄養バランスのよい食事は家族の健康にもつながります。母乳育児をきっかけに、食生活を見直してみませんか。

 

 

 体調に合わせて無理のない食事をしよう

 

ケーキや洋食などのカロリーや脂肪分が高いものを摂り過ぎると、乳腺炎になったり、乳管が詰まるママが多いようです。乳腺炎の原因は食事だけではありませんが、ママが食事でとる栄養素の中で、母乳にもっとも影響を与えるのは脂肪です。「こってりしたものを食べたら、おっぱいが張って痛い」「チョコレートを食べたら、母乳の出が悪くなった気がするし、赤ちゃんの顔に湿疹が出てきた」という人もいます。「ちょっと甘いものが食べたい」というときは、ケーキなど脂肪の多い洋菓子よりも、おだんごなどの和菓子がおすすめです。

乳房トラブルは食事ももちろんですが、ママの体調も影響しています。疲れたり、体調が優れないときは、胃腸やおっぱいの働きも低下します。「今日は、少しおかしいな」と思うときは、消化の良いものを食べて胃腸も休めてあげましょう。

とくに産後間もないママは、慣れない育児で疲れやすいです。また赤ちゃんも授乳がスムーズにできないため、トラブルが多い時期です。産後の体に優しいあっさりとした食事を心がけてください。一昔前までは「産後はお餅やもち米を食べて母乳をたくさん出す」ということがよく言われていましたが、飽食の現代ではおっぱいが張りすぎてしまうことが多いので気をつけましょう。

また香辛料が強いものや、普段食べ慣れないものを食べると、母乳の味が変化して、赤ちゃんが嫌がり、飲みが悪くなったり、乳頭を噛んだりすることがあります。赤ちゃんが飲まなくなると、母乳は溜まり乳房トラブルの原因になります。食事による乳房や赤ちゃんの飲み方の変化は個人差がありますから、日頃から、乳房の状態や赤ちゃんの飲み方をよく見て、赤ちゃんからのメッセージを見逃さないのも母乳育児がうまくいくコツです。

 

  乳腺炎の予防とケア

 

乳腺炎には乳頭の傷などから細菌感染を起こす「細菌性乳腺炎」と乳房にたまった乳汁が腐敗して炎症を起こす「うっ滞性乳腺炎」があります。症状がほとんど同じなのでどちらかを判別するのが難しいのですが、ほとんどの場合はうっ滞性乳腺炎と言われています。
乳腺炎の症状は急激におこるのが特徴です。主な症状は乳房は赤く腫れて熱を持ったりズキズキと痛みます。産後まもないころの乳房緊満とは違い、たいてい片側の一部分だけが腫れているのが特徴です。全身症状は38℃以上の発熱、悪心、関節痛などがあります。冬だとインフルエンザと症状が似ているので、あわてて内科に駆け込んでしまうお母さんもいるくらいです。
また、乳腺炎になると母乳の味も変わって甘味が少なくなりしょっぱくなります。母乳の出も悪くなるので、赤ちゃんは授乳しながら、うなったり、飲みが悪くなったりと乳腺炎のほうのおっぱいをいやがることもあります。

 

 

 乳腺炎の原因

 

では、なぜ乳腺炎になってしまうのでしょうか。

うっ滞性乳腺炎の原因は授乳間隔のあき過ぎ、高カロリー、高脂肪の食事の食べ過ぎなどがあります。また、疲労、体力低下、ストレスがある時に発症しやすいと言われています。たとえば、一日中出かけていてたりすると、授乳がいつものペースでできない、外食で高カロリーな普段食べなれないものを食べ、夜は疲れて赤ちゃんもお母さんもぐっすり眠って授乳を寝過してしまったら、朝になったらおっぱいが赤く腫れあがっていたという話はよく耳にします。

産後間もない時期には、赤ちゃんが乳首をゆがめたり、つぶしたりしながら飲んでいることがあり、うまく母乳を飲みとることができず乳腺炎になってしまうことがあります。また、母乳が足りないと思い、粉ミルクを足し過ぎてしまい赤ちゃんが母乳を飲み残してしまうことで乳腺炎になるお母さんもいます。

その他、サイズの合わないきついブラジャーや、ワイヤー入りのブラジャー、おんぶひも、抱っこひもなどで胸を強く圧迫してしまうことも乳腺炎の原因になることがあります。

このように、乳腺炎の原因はいろいろなことが考えられますが、原因はひとつではなく、さまざまな要因が重なって乳腺炎を引き起こすことが多いようです。

 

 

 乳腺炎のケア

 

乳腺炎になってしまったら、一番大切なのは赤ちゃんにしっかり母乳を飲んでもらうことです。授乳間隔があき過ぎないように3時間以内に授乳するようにしましょう。なるべく痛い方から先に授乳し、抱き方飲ませ方をもう一度確認して赤ちゃんが乳輪を深く含んで飲めるようにしましょう。授乳した後は、黄色い(または黄緑)ドロッとした乳汁が出てくる場合は、搾り出しておきましょう。このとき、しこりを強い力で押したりしないようにします。腫れているところを押したりしごいたりすると、よけいに乳腺がいたんで悪化することがあります。
また、赤く腫れた部分は気持ちがよい程度に冷やしておくといいでしょう。ジャガイモ湿布やキャベツ湿布(イラスト参照)は小さな保冷剤をタオルなどに包んで使ってもOKです。湿布をしてかゆくなったりかぶれたりした場合は、すぐに中止し患部を洗い流してください。

 

 

【じゃがいも湿布の作り方】

1.じゃがいもの皮をむき、おろし金やフードカッターなどですりおろす
2.じゃがいも中1個に対し、酢を1〜2滴入れる
3.小麦粉を入れて、耳たぶより少しやわらかめに
4.薄い布に2〜3mmの厚さにのばし、ガーゼをのせる
5.ガーゼのほうを患部に当て、絆創膏または乳帯で押さえる


 

【キャベツ湿布の作り方】

 

キャベツを芯をとり、水でよく洗ってから乳房の腫れているところに貼ります。
授乳のときははずします。
授乳中はキャベツは水にさらしておくと、何回か使えます。

乳腺炎のときは休養と水分、栄養補給が大切です。授乳は休まずに続けた方がよいのですが、その他の家事などは家族に手伝ってもらい、体を休めるようにするとよいでしょう。

高い熱も出て体力が消耗するので、水分補給はまめにおこないましょう。食事は症状が落ち着くまでは脂っぽいものや高カロリーのものは避けて野菜や白身魚などを中心とした消化のよい和食がおすすめです。
乳腺炎になってしまったら母乳相談室や病院の助産師に相談したり、医師の診察を受けるといいでしょう。乳腺炎のケアの方法を詳しく教えてくれます。高い熱が続く時や、乳汁の色が黄緑色の時など、薬を飲んだ方がよいときもありますが、授乳中は安全性の高い消炎剤や解熱剤、抗菌薬が処方されるので薬を内服しても授乳は続けることができます。

 

  授乳中のくすり

 

妊娠中や授乳中は薬を飲むことに特に敏感になりやすい時期です。薬の副作用や赤ちゃんへの影響を心配して薬は飲まないと我慢してしまうお母さんも多いでしょう。

現在では、さまざまな研究から授乳中でも安心して使用できる薬は増えています。また、母乳のすばらしさが科学的にも証明されつつあり、薬を飲みながらも母乳育児を続けることの大切さが見直されているのです。

薬は母乳からは微量しか分泌されないので、市販薬については安全性が高いと言われています。市販薬を飲む場合は、「今薬が必要なのか?」をよく考え、必要な場合は薬剤師に「母乳育児中です」ということを相談して安全性の高い薬を選んでもらいます。

風邪をひいた、歯の治療、扁桃腺炎などで医師の診察を受け薬が必要な場合も、まず「母乳育児をしています」ということを医師に伝え、母乳育児中でも安全な薬を処方してもらえるようにします。母乳育児について専門でない歯科医や耳鼻科などでは授乳は中止するようにいわれることもあるかもしれません。そんな時は母乳育児に理解のある医師や助産師にもう一度相談してみるのもよいでしょう。

薬を飲むタイミングは授乳の直後や赤ちゃんの長い睡眠(夜やお昼寝)の前が薬の影響が少ないと言われています。そして、薬を飲んでいるときは赤ちゃんの様子もよく観察してください。いつもより便がゆるかったり、湿疹、眠りがち、吐くなどの症状が見られたら小児科医に相談しましょう。

授乳が禁忌の薬でも一時的な使用であれば、搾乳をして乳腺炎を予防し、母乳の出が悪くならないようにしておきます。子育てにはお母さんの健康が欠かせません。日頃からの健康管理はもちろんですが、必要な薬であればうまく使っていきましょう。