御田祭(檜尾神社)

3月、春分の日に檜尾神社で御田祭が14:00に行われます。(滋賀県甲賀市:3月の歳時記)
檜尾神社の御田祭は、いつ頃から始められたのか分からず、先祖から代々、受け継がれて来たものです。
農耕作業の無事を祈り、五穀豊穣を願って行われています。檜尾神社の御田植は、天狗や翁や子供3名が所作を演じます。
御田祭は檜尾神社で行われますが、その前に地区内を獅子がまわり神社にお供えをする供物を集めます。
御田祭に参列される方が整列され、神社前の石段から入って来られます。石段の上で手水を行い祓所で参列者を祓います。
  

祓所での祭事が終わると拝殿に移動。ここで御田祭の神事が…本殿で祭文が読まれ、拝殿で巫女さんによる舞が。
拝殿で大弊を授かり、本殿前で振って祈願をします。御田祭では、檜尾神社の横にある檜尾寺の住職さんも祈願をされます。
この後、拝殿では祝詞や巫女舞、関係者さんの玉串があります。
   

神事が終わると、本殿前で天狗と翁(獅子)が舞をします。この後、社務所前でも祓いが行われた後に天狗と翁(獅子)が舞をします。
社務所の中でも舞が行われます。室内の机と机の間で獅子の舞が。4度程、一連の舞がありました。
獅子は頭をまわし、前から後に下がっていきます。これを2・3度くりかえします。獅子舞の口には祝儀が入れられたりとかも…
  

獅子の舞が終わると、御田祭の神事が終了します。引き続き、御田祭の所作に移ります。
最初に、天狗と翁と3名の子供の祓いが行われます。


所作をする前に、宮司さんが農具を出し、天狗に渡します。
それを天狗が境内の斎場で田作りをしていきます。天狗は太鼓の音と共に動きます。
鍬を持って場所取りとか、鋤をします。東から西に3回。西から東に3回。その後、田をならします。
  

田植が始められます。天狗と子供3名が葉の束で所作を。
苗とりをしながら前に進みます。後ろに下がる時は田植をしているそうです。
田植えの途中で休憩。子供達に、しらきと言う豆を配ります。休憩後も田植が始められます。苗とりは、前に1回。田植は、後ろに3回。
田植が終わると早苗の生育を願い、天狗が槍を持って四方に進み槍を振って、お祓いをします。
  

田植が終わり、お祓いも終わると、田植の祝いが行われます。天狗は鼓を叩いて祝います。
翁は村の古老か、えびす様か分からないそうです。扇子で肩を叩いて祝います。
天狗と翁が交代しながら太鼓の音(3度)にあわせて下がります。
 

最後は、当たり付きの餅まきです。


〜檜尾神社の行き方〜
JR「甲賀駅」下車、徒歩15分。

京都近郊で行われる【御田植祭】