おんだ祭(大神神社)

2月6日に大神神社で、おんだ祭が10:30に行われます。(奈良県桜井市:2月の歳時記)
おんだ祭は、一般的に穀物に感謝しつつ五穀豊穣を祈願する祭事です。
大神神社では、本殿内を神田に見立てて、田作男がユーモラスに田植の所作を行ないます。
神職さんが列になり本殿内に入られます。
本殿内には関係者さんが出席され参道の石畳の前は見物人が…祭事の祝詞が読み上げられます。
祝詞が終わると関係者さん並びに一般の人の祓いがあります。
  

続いて、巫女さんが所定の位置に座られると、おんだ祭が始められます。所作をする方にクワを授けます。
田作男さんの所作が始まります。
今日は、ええ天気や。去年は暑かったなぁ。今日は、また寒いし。
今日は、ええ天気やし、田作り頑張るわな。見といてや〜
よいしょ。よいしょ。
ぎょうさん草、生えとるわ。草は大おきなるの早いんやわ。
観衆に向かって…みんな怖い顔しとるよ。
こんなとこにゴミほかしやがって、ホンマに…と紙に書かれた「わらえよ」を見せる。
  

今年の牛は若い牛や、元気や元気や。モオ〜モオ〜
今年の牛の名前は、ザッケローニって言うねん。※昨年は白鴎だったそうです。
牛は、巫女さんの所に行き、頭を撫でてもらいます。とにかくアドリブが多く面白いです。
 

田に水を引く作業をし、水を田に蓄えます。田に水が溜まるまで、ちょっと一服するわ。
ちょっと、もぉ〜しんどいわ。喉が渇いたので、ちょっとお茶を飲むわ。
これ甘酒や、今日は、あそこで甘酒を。帰り、またいただいて下さい。誰、置いてくれたんや。いや〜大丈夫やろか。
 

今日は、ぬくうていいわ。仕事やりやすくて。ええ米できるな。
やかんの事、なんて言うか知ってるけ。茶瓶やろ。ほら、これ茶瓶や。大きなやかんの中から茶瓶が…茶色の瓶、茶瓶や。
おもむろに、やかんの裏を見せると、やかんの裏には…「ここわらうとこよ」の文字が。
至るところ、小道具で笑いを取り混ぜながら…お腹が減ったとの事で、おにぎりを。ところが小さいおにぎり。
でもねぇ、これではたらんわ。やっぱりこれぐらいな。大きいおにぎり、全面に海苔かと思わせ、裏にすると…
その後、大きな顔のおにぎりを食べたり、即興で手品も披露。
  

こんな所にカエルおるど。カエルの歌が聞こえてくるぞ、くわ、クワ、鍬。
そして笑いをとらずに真面目に所作をする場面も。
 

農器具の所作を終えると、神職さんが田植の祈願、豊作祈願をされます。
続いて田作男の口上があり…「良い種、撒いて、良い米、とれよ」と籾種を撒きます。右の雨みたいなのが籾種です。
  

続いて巫女さんが太鼓の音に合わせて松苗を植える所作をされます。
 

そして鈴の舞や関係者さん・一般の方に鈴で清めます。最後は籾種の袋を撒いて終了です。
  

〜大神神社の行き方〜
JR「三輪駅」下車、徒歩10分。


京都近郊で行われる【御田植祭】