楠町鯨船まつり(南御見束神社)

楠町鯨船まつりは体育の日の前の土曜日・日曜日の2日間あります。
(三重県四日市市:10月の歳時記)
鯨船まつりを簡単に言うと、クジラを捕るまでの所作です。
ここら辺は、鯨船と言う行事が盛んで…四日市市の南納屋。鈴鹿市に1つ、富田には4つ存在しているようです。計7箇所で〜
楠町鯨船まつりの船は龍神丸です。2日間おこなわれていて、40箇所ほど鯨船をするそうです。楠町のクジラの数も雄7雌2と…
鯨船まつりでは、鯨突きを披露して大漁・豊年に感謝し繁栄や平和を願います。


〜鯨突きの手順は〜
次の練り先に、ぼん天が行き鯨も周辺で待機します。
そこに、鯨を探して龍神丸が到着。龍神丸が到着と同時に前唄が始まります。
唄人。伊勢エ〜伊勢エ〜エ〜
若衆。ソ〜リャ ヨ〜シタ ヨ〜シタ

鯨がやってきました。龍神丸が近づくと鯨は逃げていきます。
唄人。沖でかもめが三つとんだ
若衆。綱掛きょ まいか 背美は来るよ ああ越え来る お目出度い
みよし。サ〜サ〜ヨ
とも。ヨ〜シタ ヨシタ ヨシタ
  

ここからが鯨との戦いが始まります。鯨の群れを追い込んでいきます。
 

ところが鯨の反撃にあい、船は後退します。
若衆。ヤ〜サ ヤッサ ヤ〜サ ヤッサ
  

後退したが、すぐさま反撃。鯨を再び追い込みます。
若衆。浮いたぞ
みよし。サ〜サ〜ヨ
とも。ヨ〜シタ ヨシタ ヨシタ
みよし。やっさもっさ ひっからげて
とも。質屋へどしこめ
  

踊り子が銛を持って鯨の雄の背に放ちます。
子鯨を連れた雌は気が荒いため雄を狙います。
若衆。サ〜ヨ〜サ サ〜ヨ〜サ ソ〜レヤレ ソ〜レヤレ ソ〜レヤレ
 

鯨に命中。鯨は3度、跳ねます。祝い唄が…
唄人。目出度の鯨 今突いた
若衆。それも竜宮の ご了承かいお目出度い
そして鯨船の船首を天高くして、大漁を誇ります。

楠町のクジラには雄と雌を区別する為に、雌にはリボンがくくりつけてあります。
そしてここの鯨は、よく暴れます。
サ〜ヨ〜サ サ〜ヨ〜サ ジャンプ ジャンプ 真ん中でしゃがむ。そして回転。
  

一連の所作が終わると、しばらく休憩して、次の場所に移動していきます。クジラが移動していきます。


宝酒造を出て、しばらく着いて行くと五味塚橋に。何やらここで楠町まちおこしイベントが行われるようです。
地元の方に聞くと、これが行われるのは10年ぶりらしい。
ようするに楠町南と楠町北が橋の上で…交流のイベントがおこなわれるようです。
楠町北からは神輿が五味塚橋を練り歩き差し上げなどを。
楠町南は、鯨船が橋の上で。本来、五味塚橋に鯨船が中央まで渡る事はないそうです。
  

クジラや鯨船が戻って行きます。
  

その後、橋の真ん中で楠町の南北が綱引きを。
イベントの関係上、橋は通行止め。徒歩で渡ることさえできない徹底ぶり。


10年ぶりのイベントを見たので、ここで終わりにしました。

2012年に行われた「楠町鯨船まつり」の様子です。

〜南御見束神社の行き方〜
近鉄「楠駅」下車、徒歩7分。


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