芝馬祭(白山社)

9月上旬〜中旬に、、白山社で芝馬祭が13:00より行われます。
(愛知県一宮市:9月の歳時記)
芝馬祭は無形民俗文化財に指定されていて、パンフには奇祭と書かれています。

弘安4年の夏。蒙古軍十四万が西海博多に来襲し、危急存亡の秋、国を挙げて防戦。
当地よりも多数の戦士・軍馬が出征したが、特に此の地方より徴集されたる軍馬は抜群の功績を立てたといわれる。
然るに閏七月突如として神風起り敵軍船悉く漂没し大勝を博し、諸神各々を凱旋せられる。
時恰も閏七月朔日国を挙げての御祝に軍馬の戦功になぞらえ芝草にて、
神馬を作り神々のご帰還をお迎え奉りたる遺風が芝馬祭りである。「パンフレットより抜粋。」


行ってみると白山社の周辺には幟がいっぱい。神社では芝馬作りの大詰め、最後の方です。
拝殿には、以前に作られた芝馬が。これが完成となります。以前に作られた物なので芝が枯れています。


芝馬を作るには、清浄なる長い芝(つばな草)を刈り集め、
当日、馬の形、頭部口辺を芝で編み、胴は藤つるにてしばります。
四足は木の枝、赤唐辛子とほうずきの眼など。これが完成の芝馬です。


芝馬が完成すると神職さんが芝馬を祓います。この後、拝殿で関係者による神事がおこなわれます。
神事が行われている間、ここにいる全員にアイスクリームが配られます。関係者さんから一般の人まで、男女、誰でも。
神事が終わると、出発する関係者さんの祓い清めです。


芝馬には、数十筋の荒縄が付けられ、子供たちが持って曳きまわります。
本殿・拝殿をまわってから地域に出て行きます。
芝馬を曳きまわる時の掛け声は、ワッショイワッショイです。


途中、正高寺で休憩をします。
この芝馬、実は雄なのです。横に唐もろこしで作られた陰茎が。横には茄子が2つ。


休憩後も地域をまわっていきます。


昔は、氏子さんの各戸を巡って喜び迎えられたと。
年内の悪事災難を免れ、子供たちは、綱にとまれば無事健康に育つと。
その他、曳きまわりを妨害する者があれば巻き倒す事もあったそうです。
が…これらは現在、行われていません。

地域をまわり終えると水法川の橋の上から芝馬を投げ入れます。
子供達は、バンザイ、バンザイと言って祭事は終了します。水法川の下流に芝馬が流れていきます。


2013年に行われた「芝馬祭」の様子です。

〜白山社の行き方〜
JR「尾張一宮駅」下車、名鉄バス「水法」下車、徒歩5分。


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