蛇の舞神事(長浜八幡宮)

8月15日に長浜八幡宮で蛇の舞神事が19:00より行われます。(滋賀県長浜市:8月の歳時記)
蛇の舞神事は萬燈祭の一環の祭事です。
境内に提灯を献灯し神恩に感謝をし、家内安全・無病息災・商売繁盛を祈念して行われます。


蛇の舞神事が行われる前に剣舞(光枠流)などの奉納行事が17:30頃から行われています。
 

蛇の舞神事と名前が付けられていますが、神社での神事がありません。
神職さんに聞くと、蛇の舞は雨乞いの舞だから、神事を行わずともいいのだそうです。
池には、蛇の舞の立て札が。弁財天にお参りされる方も。池はこんなのです。幕の後ろには、龍が…
  

蛇の舞は、保存会の方々によって行われています。
全国的にみても池の中で水中の舞が行われるのは、ここだけと言われています。

ある日の事、嫁と姑がヨシ原で言い争いになり嫁が家を飛び出し、村の池に身を投げました。
夫は虫の知らせか家に帰り、事のなりを知り妻を追いかけました。その時、空が真っ黒になり、大雨が降りだしました。
嫁が身を投じた池から龍が現れ、天高く昇天するのが見えたということです。
あまりのおそろしさの為、家に帰り妻の供養をしました。
後年、このありさまをいましめと思い宮大工、自ら龍の頭を木彫りにし、神社に献納しました。
人々は、嫁が身を投げた池をさして、嫁が淵と呼ぶようになりました。

旱魃・雨乞いの際には放生池で龍をまわし雨乞いをするのが習わしとなりました。
この舞を奉納すると一両日には必ず雨が降ると、旱魃から村を救ったと…

篝火がたかれ、最初に蛇の舞の説明をされます。蛇=龍です。蛇の舞は3部構成で物語が行われています。
玉龍 いのままに放生池で遊ぶ様を表現しています。玉を追う蛇の姿を表現してます。
ちく龍 池の中から陸に出た蛇が体のウロコについた虫などを体をくねらして取る姿です。
火龍 蛇は陸にあがり龍神となり恐ろしく舞、火をふく龍を演じます。
荒れ狂う火龍は池の中で激しく舞、天に昇天していきます。

池、水の中で蛇の舞が。池の中には苗も置かれます。ここをクネクネと動き回ります。陸にあがったり…
  

途中、仕掛け花火が。池には仕掛け花火(ナイヤガラ)も。
  

3部目は、火龍となり龍の口から火が出ます。
  

最後に龍は天に戻っていきます。
  

蛇の舞神事が終わると、舞台では囃子・居合いの奉納(20:00)があります。この頃になると境内には献灯の灯りが…
  

蛇の舞を見られる方の9割は地元の方で、始まる直前で大丈夫です。30分ほどです。

2011年に行われた「蛇の舞神事」の様子です。

〜長浜八幡宮の行き方〜
JR「長浜駅」下車、徒歩20分。

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