ぽんのこへんのこ祭(松尾神社)

7月31日に松尾神社で、ぽんのこへんのこ祭が14:00に行われます。
(滋賀県湖南市:7月の歳時記)
2016年より、子ども達にとって夏の午後は暑いとの理由で9:00始まりに変更されました。

ぽんのこへんのこ祭りは、ちょっと変わっている祭事で…
何故、このような祭事が続いているのかの古文書がなく、はっきりしていません。
この祭事を事情で中止にすると、不思議と地域に火災が発生するらしいです。
古文書はないのですが、火災がおこる事から、愛宕神の火除けの祭事ではないかと言われています。
今までも祭事を中止すると幾度と火災がおこることから、祭事は中止にはしないそうです。
雨の日は、子供ではなく裃姿の十人衆でおこなわれるそうです。


ぽんのこは、太くない青竹を2・3本つなぎ合わせて長径3Mの輪を作る。
これを芯にして、刈り取った笹葉をくっつけ縄でぐるぐる巻にし、長径10〜15cmの大きさに仕上げる
御弊1本と大きいナス数個を串刺しにしたものを用意する。そして、この祭事の肝心なものが、へんのこです。
松材で作られたもので、長さ80cm。太さ20cmの男根です。へんのこは、古くから受け継がれたもののようです。
  

これら3つの道具を三宝荒神前にお供えし、祓って祝詞です。この行事には、神職さんだけでなく南照寺の住職さんも参列されます。
神事が終わると男の子達が、これを担いで拝殿を3周まわった後で、神社から出発します。
  

神社から出て、地域の東と西の端まで行き、それぞれの箇所で神事があります。
 

2つの箇所で神事が終わると休憩します。休憩中に、祭事で食べるお菓子が食べられます。
三角形のホットケーキのような生地のものでした…
休憩後、最後の地点、御旅所に行きます。そこで神事がおこなわれます。そして記念撮影が…
  

行列が練り歩く時、「ぽんのこへんのこ作衛門のなすびや〜い」と大声で言います。行列の風景です。
  

この行列には、中太鼓と幟も同行します。こちらは、女性でもOKなようです。
神社に行列が戻ると、拝殿を3周(最初と反対方向)して祭事が終了します。
  

祭事のあと、ぽんのこを8文字にして山に投げます。
縄を山に置くと言うのは、地域からの災いや厄を祓うと言う意味があるそうなんですが…


2010年に行われた「ぽんのこへんのこ祭」の様子です。

〜松尾神社の行き方〜
JR「甲西駅」下車、徒歩10分。

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