松尾大社(節分祭)

2月3日に松尾大社で節分祭が行われます。(京都市:2月の歳時記)
松尾大社の節分祭では、石見神楽の奉納と節分祭(弓矢の神事)が拝殿で行われました。
特設場から、福まめ・もちまきが行われます。

拝殿で石見神楽の奉納が10:00より行われます。演目が行われる前に、演目の解説を少しされます。


塩払い(しおはらい)
神を迎える為の舞です。拝殿を清める儀式的な舞です。
 

塵輪(じんりん)
異国より攻めてきた大軍の中に「塵輪」という大悪鬼がおり、多くの人を苦しめていました。
みかねた仲哀天皇が、高麻呂を従え大悪鬼を退治した物語です。

高麻呂が最初に登場します。続いて、仲哀天皇が登場します。仲哀天皇が高麻呂に、勅命を下します。異国の大悪鬼が攻めてくるので、戦えと…
  

煙が炊かれると、大悪鬼が登場です。暴れまわります。手に、棒の様なボンボンが付いたので床をたたき、怒りを演出しています。
仲哀天皇と高麻呂が大悪鬼と2対2の戦いをします。高麻呂の武器は、霊力を発揮するという弓矢。仲哀天皇は刀です。
大悪鬼を倒すと、仲哀天皇も面が取れています。最後に勝利の舞でしょうか…
  

八岐大蛇(やまたのおろち)
八岐大蛇は、石見神楽の代表的な演目です。素戔嗚神が悪行を重ねたので、天照大御神が怒りました。
高天原を追放された素戔嗚神は、出雲の国で嘆き悲しむ老夫婦と娘(奇稲田姫)に会いました。
理由を聞くと、八人の娘がいたのですが、毎年一人ずつ八岐の大蛇に娘をさらわれ、最後の一人となったのです。
今年も、そろそろ八岐の大蛇が現れるので悲しんでいるのです。素戔嗚神は、大蛇を退治することを約束します。
酒好きな大蛇を酔わせるために強力な毒酒を置き、酒の匂いで酔いつぶれて寝ている大蛇に、十拳剣で退治すると言う物語です。

素盞鳴命が登場します。宝剣を持った、奇稲田姫が立ち、素盞鳴命が毒酒を開きます。
酒の匂いに誘われて、大蛇がやってきます。酒の臭いで気持ちよくなり、いろいろと変化していきます。
  

奇稲田姫が持っている宝剣を大蛇が取ろうとします。
いよいよ、素盞鳴命が大蛇退治をします。一匹・一匹と大蛇の首を取っていきます。最後の一匹です。体を巻きつかれながらも、退治しました。
  

13:30/15:00より、弓矢の神事が拝殿で行われます。石見神楽の鬼が5匹、拝殿に現れ、暴れ回り悪さをします。
    

暴れ回る鬼を神職さん達が豆をまき追い払います。
神職さんの他に、福男・福女のみなさんが、多数、本殿から出てきます。
鬼を追い払い、拝殿で神事が行われます。
  

拝殿で弓矢の神事が行われ、四方に矢を放ち境内を、この場を祓い清めます。
   

弓矢の神事が終わると、豆まきが行われます。子供は、拝殿から撒かれます。
大人は、特設場から投げ撒かれます。福豆の他、福もちやミカンなども撒かれます。撒かれる数は、多いこと多いこと。
  

石見神楽を京都で奉納されるのは珍しいです。祇園祭の宵山に八坂神社の能舞台で行われますが、そちらとは、保存会が別です。
石見神楽を間近で撮られるには、1時間前で大丈夫です。

〜松尾大社の行き方〜
市バス・京都バス「松尾大社前」下車、徒歩3分。/阪急「松尾駅」下車、徒歩3分。

京都で行われる【節分祭】