春祭歩射神事(八阪神社)

4月第1日曜日日に八阪神社で春祭歩射神事が13:00に行われます。(大阪府高槻市:4月の歳時記)
春祭歩射神事は、俗称「大蛇祭」とも呼ばれています。市の無形文化財です。
昔、阿路ケ谷池にいた大蛇が村人を苦しめていました。
その大蛇を退治するために神社に祈願した故事にちなんで行われています。
現在は、大蛇に見立てた大綱を担いで練り歩き、弓引き神事が。五穀豊穣を祈願して行われています。


神社に通じる道には灯籠が立てられ、前日の夜にはロウソクに火が灯るようです。神社には弓の斎場が。


出発地点には大蛇に見立てた綱(30M)が、
大蛇には頭や尻尾もあり大蛇の真ん中には御幣が立てられています。


時間になると裃姿の方や弓持ちの方などを先頭に大綱が続きます。


参道入口で整列すると八阪神社まで練り歩きます。
離にすれば300Mほどの距離なのですが、進む速度が…
先頭の裃姿の方々が少し歩くと止まり、大蛇が参道入り口を3往復ほど行き来します。
これを繰り返しつつ神社に。何故、このようにするかと言えば、神社に入る時間が決められているからです。


14:30頃になると八阪神社に行列が入り、裃姿の方々は祭事や直会を。謡も唄われます。
八阪神社は無人の神社の為、神職さんはおりません。代々、神社守の方が祭事をされます。


斎場には的が。大蛇は2本の松、的の上に置かれます。


境内では、担ぎ手のみなさんが円陣を組んで気合いを。
出発地点では警察官の方も巻き込んで気合いを入れていました。


祭事や直会が終わると的を担ぎ駆け足で持って行き、所定の位置に掛けます。


斎場に的が掛けられると弓引き神事です。
関係者さんや射手さんが入られ、所定の位置に。射手さんは2名。
最初に弓を2本、各自に渡します。渡し終えると気合いを入れる所作を。矢を2本、各自に渡し。各自が所作を。
渡された弓の点検後、的をめがけ弓を射ます。射るまでの所作は、どちらも同様の所作を。


左右に振り、上下に振った後に的に。


2回目の最初にもう一つの弓で、お互いの弓を絡ませ盛土に矢の本数を竹串で刺します。


2回目、矢を2本、各自に渡し。所作を。的に当たったり当たらなかったり。


3回目の1矢が終わると的が外されます。たぶん、大蛇を退治したと言う意味かも。
2矢目は、2人が同時に遠くに飛ばします。


関係者さんや裃姿の方々は戻られると大綱を拝殿に持って行き、周囲に置きます。
大綱は本殿の前に置いたりもしていますので、置く場所は定まってないようです。


明治時代以前は、大蛇に見立てた大綱で、
境内に流れる川を挟んで上手と下手に分かれて綱引きが行われていたそうです。

2014年に行われた「春祭歩射神事」の様子です。

〜八阪神社の行き方〜
JR「高槻駅」下車、バス「原大橋」下車、徒歩5分。


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