綱引き神事(難波八阪神社)

1月第3日曜日に難波八阪神社で綱引き神事が12:00に行われます。(大阪府大阪市:1月の歳時記)
難波八阪神社の綱引き神事は、享保4年(1719年)に平家女護島(近松門左衛門作)に登場しているそうです。
この時代から、行われていたようです。
その後、摂津名所図会大成(1854年)に八束穂として載せられ、明治時代には綱が八岐大蛇に変わっていきます。
昭和初期に入り、八岐大蛇として古事に記されるようになりました。
綱引きの祭事は、今や全国各地で行われている祭事です。一般的に、五穀豊穣・今年の豊凶を祈って行われているようです。


当日の朝から綱が作られていきます。基本的に、3つの綱を交じり合わせて1本に。これを繰り返していきます。
  

1本の綱が、だんだん太く編みあがっていきます。
 

胴体の綱が置かれていて、そこに綱を合わせ中央の部分を作ります。
この胴は、男性のシンボルとも言われています。最後は、こもまきをして覆い隠します。
   

胴になる上部の綱をほどき大きな御弊を立てると完成です。
上部の綱をほどくのは女性のみが参加出来ます。綱にさわると子宝になると言われています。
  

上部、八岐大蛇の頭部分も、綱をほどいていきます。最後尾も同様に綱をほどいていきます。こちらは男女、誰でもOK。
 

八岐大蛇の頭部は8つありますので区別する為、1つだけ上の文字が。
頭部の部分の前で宮司さんらの記念撮影後、恵方の方角(南南東)に頭部を向ける為に移動します
  

恵方の方角に頭部を向け一直線にすると、綱引きが始められます。綱引きは本格的なものでなく、適当に。
※3番あるらしいのですが…しらないうちに引き分けと言う判定に。


綱引きが終われば、神社の周囲を綱を担いで巡行します。かけ声は、難波の綱引きヨーイヨーイです。
  

神社に戻ると全員が本殿前に整列し、祈願と手締めです。大阪と言えば、打ちましょ、もうひとつせ…
 

最後に綱は、大獅子殿に飾られます。


祭事が終われば直会があり、この日は、うどんを食べる習わしがあるそうです。
記念する年度には、八乙女さんが巡行に参加するらしいです。
八岐大蛇と言えば8名の女性です。御旅所までの往復の巡行らしいです。

2013年に行われた「綱引き神事」の様子です。

〜難波八阪神社の行き方〜
南海「難波駅」・地下鉄「なんば駅」下車、徒歩7分。


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