ほうらんや火祭り(春日神社・八幡神社)

8月15日に春日神社と八幡神社で、ほうらんや火祭りが行われます。(奈良県橿原市:8月の歳時記)
ほうらんや火祭りは、春日神社(4地区)と八幡神社(6地区)の2箇所であります。
ほうらんや火祭りは、五穀豊穣や無病息災を祈願して行われています。
奈良県の無形民俗文化財で、400年以上も続いている行事です。日中に行われる火祭りは珍しいです。


最初に春日神社で火祭りが13:00より始まります。神社の境内には、大松明が4つと小松明が2つ置かれています。
本殿で神事がおこなわれ、神火を藁に移し、境内の真ん中に火床を…
  

松明の順序として、最初の1周は、松明を担いで周囲を大きく1周します。
本殿前で松明に火を点火し、火がついた松明を担いで2周、周囲をまわります。これが一連の流れです。
最初は、小松明が担がれ境内を1周。そして火がつき境内を2周。
  

大松明は400K〜500Kあり、担ぎ棒を松明の輪の中に入れ、20〜30名で担ぎます。
手順通り、最初は火をつけないで1周。本殿前で火をつけ2周まわります。
境内の周囲には、前後を入れ替える待機地点があり、その場所で神輿と同じように松明を揺らします。
そして、前後の人間が向きを変えて移動します。最後に松明を中央に置きます。
  

大松明に火をつけ、境内の周囲をまわります。火がついた大松明が近くを通過すると熱気・熱風で熱いです。
境内の周囲にはロープが張られ、春日神社の境内は、カメラマンが200名以上、おられると思います。
大松明でも大きいのは500Kあり、担ぎ棒も3本、30名ほどが担がれています。鳥居の近くまで松明は移動します。
  

全部の松明が周囲をまわると、最後に手打ちで締めます。本殿前で御神酒を飲み春日神社の火祭りは終わります。
境内の中央に置かれた松明です。
上部が燃えると竹の囲いに燃え、砕けていきます。竹を燃やすので、パ〜ンパ〜ンと破竹してます。
  

続いて八幡神社で火祭りが15:00より行われます。
6地域から大松明が出発し、それぞれの地区をまわって八幡神社に向かいます。細い路地も大松明は移動していきます。
  

6地区の大松明が八幡神社に集まって来ます。鳥居から入り、境内に大小の松明を置いていきます。
  

本殿前には、小松明が置かれています。境内の中央の大松明は、一番最初に点火する大松明です。
  

各、地区の松明が到着すると、本殿奥で、お祓いと清めを順々に行います。
6地区、6大松明が揃うと神事が始まります。
※春日神社と八幡神社の神職さんが同じなので、2つの行事は、決して重なり合わないのです。
神事が終われば、藁に神火を移し境内の中央に置きます。


最初の大松明は、この火で点火されます。手順は、春日神社の時と同じです。水をたっぷり掛けすぎたようで、なかなか火が燃えません。
  

大松明を違った角度から撮ってみました。
  

春日神社の境内は狭く、早めの場所取りが必要です。ロープが張られているので途中で、動き回るのも大変です。
八幡神社は境内も広く、ロープが張られていても自由に移動できます。


2010年に行われた「ほうらんや火祭り」の様子です。

〜春日神社の行き方〜
近鉄「坊城駅」下車、徒歩10分。

〜八幡神社の行き方〜
近鉄「坊城駅」下車、徒歩3分。

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