玄奘三蔵会大祭(薬師寺)

5月5日に薬師寺で玄奘三蔵会大祭が16:00に行われます。(奈良県奈良市:5月の歳時記)
玄奘三蔵会大祭(げんじょうさんぞうえたいさい)とは…
薬師寺は法相宗の大本山であります。その法相宗の始祖とされる方が西遊記でよく知られる玄奘三蔵法師です。
その玄奘三蔵のご頂骨の請来をご縁として、
玄奘三蔵のご遺徳を顕彰する為平成3年(1991)に建立されたのが、薬師寺玄奘三蔵院伽藍です。

薬師寺縁起によると薬師寺にはかつて西院伽藍があり、その中には弥勒浄土の画像を中心におき、
北面には翻訳のために住まわれた長安の玉華殿における玄奘三蔵の肖像画がお祀りされていました。
おそらく玄奘会も修せられていたと思われます。
そこで、玄奘三蔵院伽藍建立を機に、翌、平成4年より法要を復興する事が決定しました。
しかし、現存する資料に乏しいため法要形式の完全な復興は難しく、
平素からの年中行事を基本としながら玄奘三蔵にふさわしい行事を加味し、顕彰する事となったのです。
その行事の一つが毎年恒例となりました伎楽[ぎがく]です。
近年は、伎楽隊に天理大学雅楽部、作曲 芝祐靖(国立音楽大学客員教授)、
衣裳・小道具 吉岡幸雄(染司よしおか主宰)、構成 堀田謹吾(伎楽研究家)、
演出 佐藤浩司(天理大学教授・雅楽部顧問)、声明は薬師寺僧侶が務めさせて頂いております。
そして玄奘三蔵法師役のみ毎年配役が変わります。以上、薬師寺の公式ホームページより抜粋。


この日は、法要や伎楽奉納・万燈供養が行われます。境内には万燈がびっしりと並べられています。
 

法要が行われる前に、伎楽隊行列が参道を16:00前にとおられます。

その後に僧侶さんの列が続きます。
  

16:00より玄奘三蔵院伽藍で法要が行われます。
玄奘三蔵院伽藍の中に入るのは有料で、始まる数時間前に売り切れ。しかも立ち見席も売り切れ。
法要と、お話は外からしか見られません。


法要と、お話が終えると伎楽奉納が17:00より始まります。
伎楽隊行列の人たちが天竺の物語を演じます。天竺と言えば西遊記の三蔵法師です。一場面です。
最後に、三蔵法師が経典をさずかり物語は終わります。18:45頃に終わりました。

伎楽奉納が終え、玄奘三蔵院伽藍から行列を組み戻られます。戻る時は、僧侶さんと伎楽隊行列は別々に行進。
 

続いて、万燈供養です。元火を持った2人が僧侶さんの後に続き、玄奘三蔵院伽藍から来られます。


万燈供養は、各々がロウソクを持って、火をつけ万燈の中に置いていきます。供養と言うより万燈、ライトアップです。
  

伎楽奉納が終われば、玄奘三蔵院伽藍が無料で入れます。
伎楽奉納は、こんな感じの舞台で行われています。祭壇のお供えは、こんな感じでした。
玄奘三蔵院伽藍の奥には、山が描かれた絵画が飾られています。ちょうど月も見えています。
  

暗くなった薬師寺の境内です。
 

2012年に行われた「玄奘三蔵会大祭」の様子です。

〜薬師寺の行き方〜
近鉄「西ノ京駅」下車。

きょうの沙都(トップ)