砂かけ祭(廣瀬神社)

2月11日に廣瀬神社で砂かけ祭が行われます。(奈良県河合町:2月の歳時記)
砂かけ祭は奇祭として知られており、町の無形民俗文化財に指定されています。
祭事は殿上の儀(11:00)と庭上の儀(14:00)の2つあります。
砂かけ祭と言われていますが、内容は御田植祭です。五穀豊穣を祈願しておこなわれます。


斎場の前にはステージがあります。斎場やその周囲は砂が一面に敷き詰めてあります。
 

最初は拝殿で殿上の儀(11:00)が行われます。
祓いや祝詞など神事は一般的で、神楽舞、清めなども行われた後に田植の所作が。
  

最後は巫女装束の2人が田植歌を歌われた後に苗を置かれていきます。


殿上の儀は、ここまでです。
この後、拝殿前の舞台では太鼓の奉納が。獅子舞の演舞や、えびす様もウロウロ。
 

これから、斎場は大変な事になります。庭上の儀(14:00)が始まるのです。
砂かけを近くで見る撮るには、個人個人で、ある程度の防御策を講じないと大変です。
砂を雨に見立て、砂を多くかぶる事で豊作になると言われていて…
砂をかける田人と一般人との砂かけ合戦が始まるのです。斎場で、拝殿と同様の所作がおこなわれます。
  

一つ一つの所作が終わると、砂かけタイムです。計10回あるそうです。
砂かけの終わりの合図は太鼓です。太鼓が打たれると砂かけは終わりです。
  

田人が振りまく砂って、こんなにもあるのです。これを適当に、何処でもまきちらします。
斎場の周辺は人でいっぱい。田人が砂を農具でかける。一般人が田人めがけて砂を。
  

田人の所作が終われば、田人が一人で砂かけを。田人と牛の所作が終われば、田人と牛の二人で砂かけを。
最後の2回は、田人と牛が2組も登場。田人は白装束。牛は黒装束。


2組が登場するって事は、当然、砂かけは4名になり、あちこちで砂の雨が…
4名になると拝殿の前の舞台は安全でしたが、ここも降り注ぎます。
  

砂かけが終わると最後に斎場で苗植が。巫女装束の2人が拝殿で待機されています。


すべてが終わると餅まきが…

この砂かけ、田人・牛が中心に行われているかと思っていたら大間違い。特に、たちの悪いのがお子さん。
お子さんは、田人・牛に関係なく、そこら辺に投げまくります。
高さが低いので上から砂をかぶるのでなく、下から砂が飛んでくる。
お子さんだけでなく、何度も砂かけが続いてくると、一般の人も…
まったく関係のないところでも砂が…ようするに何でもありの状態になります。
この祭事を撮るには、完全防護で撮る方が無難です。特にカメラは守った方がイイ。


2013年に行われた「砂かけ祭」の様子です。

〜廣瀬神社の行き方〜
近鉄「池部駅」下車、徒歩25分。

きょうの沙都(トップ)