だだおし(長谷寺)

2月14日に長谷寺で、だだおしが15:00に行われます。(奈良県桜井市:2月の歳時記)
だだおしは、大和の春を呼ぶ祭事として有名です。罪や穢れを仏前で悔い改め無病息災・悪魔退散などを祈願します。
正式名称は修二会です。1月1日〜7日間までの法要が修正会。2月8日〜7日間までの法要が修二会。
修二会の最終日、結願の日にだだおしが行われます。修二会の法要前には護摩供養もあるようです。


今年は、雨にもかかわらず修二会の結願に多くの方が…本堂に続く登廊の横には冬ぼたんも…
  

15:00頃に本坊から本堂まで職衆・僧侶さんが向かわれます。続いて15:15頃に化主・六人衆・唐櫃が出発。
15:30頃に本堂で結願法要が行われ、十一面観音菩薩のまわりを散華なども撒かれます。
 

予定としては、16:00頃から宝印授与や松明点火となるのですが、人数の増減により予定通りにいきません。
予定では、16:20頃に松明・鬼登場となるのですが、本堂内に鬼が現れたのが16:35分頃。
法螺貝の合図と共に本堂内に青鬼・緑鬼・赤鬼が登場。3つの鬼は本堂内を暴れて祭壇のまわります。
  

3つの鬼の後に、多くの僧侶さんが牛玉の御札を小枝に挟み鬼を追いかけます。
祭壇を3周ほどすると、御札の力により鬼は回廊に追い出されていきます。


本堂の裏の回廊に松明を点火する火床があり、そこで松明に火をうつすと、いよいよ鬼が回廊をまわります。
 

青鬼は左回り。緑鬼は右回り。鬼の後には松明がついていきます。
青鬼と緑鬼は方向が逆同士にまわるので、回廊の2箇所で松明が交差します。
この時、松明の合わせあいがあり火花が飛び散ります。
本堂内では僧侶さんが牛玉の御札で鬼を弱らしていきましたが、回廊では大松明の炎で鬼を弱らせていきます。
  

回廊を3周まわると青鬼・緑鬼は弱っていき退散していきます。続いて、赤鬼が登場します。
だだおしと言えば赤鬼。ポスターや画像など、ほとんどが赤鬼です。赤鬼の面も大きくなっています。
赤鬼も回廊を3周します。赤鬼は少し凶暴に暴れまわります。
 

鬼が退散すると松明は消されます。
燃え残ったスミの木は、無病息災や家内安全になると言われ持ち帰られていました。


赤鬼も退散すると、だだおしの祭事は終了します。予定では16:40だったのですが、17:20頃に終了。
職衆・僧侶・化主・六人衆・唐櫃が本坊へ登廊をおりて戻って行きます。
 

雨の影響で人が少なかったようです。だだおしは雨天中止にならないので雨の日も狙い目かも。
回廊に鬼が周回する以前にロープで規制されますので、それまでに自分なりのポイントを。


2012年に行われた「だだおし」の様子です。

〜長谷寺の行き方〜
近鉄「長谷寺駅」下車、徒歩20分。

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