いごもり祭/饗応の儀(涌出宮)

2月第3日曜日に涌出宮で、いごもり祭・饗応の儀が14:00に行われます。(木津川市:2月の行事)
2月第3土曜日と次の日の2日間に、いごもり祭が行われます。以前は3日間でしたが、現在は2日間になっています。
いごもり祭は与力座・古川座・歩射座・尾崎座の4つの宮座で行われており、
室町時代から農耕の儀礼と古代神事を現在まで続けられている宮座の行事です。
以前、3日間あった時は…
1日目が門の儀・大松明の儀。2日目が勧請縄奉納の儀。3日目が饗応の儀・御田の式。
初日には、非公開で森廻り神事・野塚神事・御供炊き神事・四ツ塚神事があります。
現在は、1日目と2日目が土曜日に。3日目が日曜日に。いごもり祭は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。


拝殿に宮座の方々が参列されると、本殿で最初に神事が。祓いなどの後に祭文で神楽舞です。


神事は、祝詞や玉串と続き終わります。続いて饗応の儀です。
拝殿に各座からの参列者が列席します。他に、宮司、巫女、ボーヨ、とも、が宴に加わります。
給仕が御供と御酒を古式に則って配ります。三三九度の盃を古くから伝わる作法で進められます。


盃の後は、膳が出され、めし・汁などが次々に出されていき、最後に湯が出されます。


各人の前には膳が出されています。膳に置かれているのは、このような感じです。



古くからの儀礼とおりに出され、最後に各座に礼をすると宴は終わります。続いて、御田の式(御田植祭)があります。
真綿の頭巾をかぶったボーヨが舟を引くのです。いたもとが曲物をボーヨの頭上にかかげ、拝殿を三回まわります。
次に宮司さんが鍬を持ち籾を蒔きながら拝殿を三回まわります。
続いて、いたもとが各座に曲物の中に入ってる物を各人に出します。


この後、巫女さんを中心に、ボーヨ・ともが松苗を投げて田植をします。
松苗は、各座の人や、一般の参列者さんにも手渡されます。続いて米を蒔き、榊の葉を取って祭事が終了します。


宮司さんが最後に挨拶して儀式は終了します。


その後、しばらくして…前日に勧請縄を奉納した勧請縄を門に吊します。


2013年に行われた「いごもり祭・饗応の儀」の様子です。

〜涌出宮の行き方〜
JR「棚倉駅」下車.

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