二十五菩薩練り供養(太山寺)

5月12日に太山寺で二十五菩薩練り供養が14:00より行われます。(兵庫県神戸市:5月の歳時記)
二十五菩薩練り供養の起源は、當麻寺の練供養から始まったとされています。
極楽往生より阿弥陀仏さまが菩薩を引き連れ現世に来られ来迎され、ふたたび戻られていく様を儀式としています。


二十五菩薩とは…
観音菩薩、勢至菩薩、薬王菩薩、薬上菩薩、普賢菩薩、法自在王菩薩、獅子吼菩薩、陀羅尼菩薩、虚空蔵菩薩、
徳蔵菩薩、宝蔵菩薩、金光蔵菩薩、金剛蔵菩薩、光明王菩薩、山海慧菩薩、華厳王菩薩、衆宝王菩薩、月光王菩薩、
日照王菩薩、三昧王菩薩、定自在王菩薩、大自在王菩薩、白象王菩薩、大威徳王菩薩、無辺身菩薩です。

二十五菩薩が行われる日は、太山寺は無料で入れます。太山寺の本堂には菩薩像が…境内には、塔堂(三重塔)があります。
  

本堂内には二十五菩薩の衣装が置かれています。
  

地蔵の左右には二十五菩薩の仮面が置かれています。
 

太山寺の二十五菩薩は少し変わっているのです。
本来は檀家さんや壇信徒さんの男性が二十五菩薩をされるのですが、太山寺は檀家さんがいないのです。
当日に志納金を納めた人が老若男女だれでもが菩薩になれるのです。こんな自由な二十五菩薩は他にはないと思います。
二十五菩薩のそれぞれの衣装の前に座り、時間前になると服の上から衣装を身に付けます。
※菩薩さまの役は決まっていないので、好きな菩薩、衣装の前に座れます。
最初に法要が行われます。その時は、お稚児さんも一緒に。稚児さんは、太山寺幼稚園の男女5名づつです。
  

法要の途中で、菩薩になる方に手に香を載せ、頭上に水を振りかけます。それで心身を清めます。
住職さんが法文を3つ唱えます。法文は、三禮、懺悔文、三歸三竟です。
 

続いて住職さんらが般若心経を唱え散華もします。その最中に、各自が菩薩の仮面を身につけます。
  

法要が終わると本堂のまわりを3周します。最初は稚児行列。そして住職さんや僧侶さん。その後にも稚児さん。
 

二十五菩薩が本堂を3周します。今年は二十五菩薩が揃わず十四菩薩でした。
人数が揃わないときには始まる前に、二十五菩薩されませんかって来られた方に勧められていましたが…
  

3周すると、ふたたび堂内で法要を行います。法要が終わると、住職さんが最後に、お話をされます。
来年、5月12日は日曜日だと言っておられた。たぶん来年は、二十五菩薩が揃うんじゃないかと思います。
菩薩の参加者は、お供えものの果物が配られます。
  

一般の方が菩薩になれるなんて本当に貴重な二十五菩薩だと思います。まして、女性がなれるなんて…
菩薩に体験したい方は、是非、行かれるといいです。ただし、定員は、25名です。

2012年に行われた「二十五菩薩練り供養」の様子です。

〜太山寺の行き方〜
神戸地下鉄「学園都市駅」下車、徒歩20分。

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