追儺式(勝福寺)

1月7日に勝福寺で追儺式が18:00に行われます。(兵庫県神戸市:1月の歳時記)
追儺式(鬼追いとも呼ばれている)は播磨地方を中心に多くで行われています。
以前は40箇所ほどの追儺/鬼追いがあったそうですが、現在は29箇所になっているそうです。神戸市は9箇所あるそうです。
追儺/鬼追いは、疫病などの厄を祓う為に平安時代から行われていたと言われています。
昔、鹿松峠に鬼人が出ては旅人を襲っていました。
そこで若い僧侶に頼み鬼人退治をしてもらう事に。僧侶は堂を建て祈祷を続け、鬼人を退治したのである。
勝福寺の参道は提灯も吊り下げられ、夕刻になると提灯に火が灯ります。境内では甘酒の無料接待もあります。


最初に堂内で追儺式の法要があります。境内には、とんども行われます。
法要は、これから行われる鬼(大人・子供)も出席。途中で焼香を各自が行います。
  

法要が終わると、とんどの前で祈祷が行われます。途中で本堂からの種火でとんどに点火します。
とんどは勢いよく燃えていきます。その後も祈祷は続きます。
とんどの火に祓いの紙を近づけ、それをまわりの人の頭にかざし、それぞれに祓っていきます。
  

これからが追儺式に移ります。松明に火をつけ鬼が出て来ます。
最初は住職さんが先導で山門から門松を取り、とんどを一周して門松をとんどに入れます。
  

そして本堂前に赤鬼・白鬼が左右に並びます。
 

鬼おどりは特設のステージで行われます。勝福寺の鬼おどりは、10回のステージがあります。
1回、1回の合間は、とんどの火が暖です。火が消えないように、とんど係りの人は木材を入れていきます。
1回目。赤鬼(斧)白鬼(槌)   2回目。4つの子鬼(火振り)   3回目。4つの子鬼
  

4回目。赤鬼(斧)白鬼(槌)青鬼   5回目。4つの子鬼
 

6回目。赤鬼(斧)白鬼(槌)青鬼、黒鬼、天狗
とんどのまわりを1周し、途中でとんどを半円程度に囲みます。そして赤鬼(斧)白鬼(槌)青鬼、黒鬼、天狗がステージに。
  

7回目。4つの子鬼   8回目。赤鬼(斧)白鬼(槌)青鬼、黒鬼、天狗。とんどのまわりを1周したのちステージに。
  

鬼が持っていた松明の藁は厄除けに良いと言われ、ステージでの鬼の舞が終われば、みなさん貰っています。
9回目。4つの子鬼(鏡切盆を持ってくる) そしてステージ中央に置かれます。
  

10回目。赤鬼(斧)白鬼(槌)が餅切の儀式が※他の鬼は舞台外で待機。
  

11回目。くじ引き。鬼が勢揃いします。


寺側からの説明で厄除けの5つの方法を語られました。これで一年の無病息災になるのだとか。
☆大焚き火、護摩の火にあたって厄除けのパワーを身に付ける。
☆鬼おどりの時の松明の残り藁、数本、家の入口か玄関に束ねて吊す。
☆勝福寺の御札を玄関かお家の入口の見える部分に貼る。
☆勝福寺のオリジナルの瓦せんべいを食す。
☆厄除けの竹に厄を逃れたい人の名前を書いて、護摩の火に投げ入れる。竹がポンと割れると、その厄が飛んでいくと。

夜に行われますので、一・三脚や脚立などは危険と言う事で禁止されています。

2011・13年に行われた「追儺式」の様子です。

〜勝福寺の行き方〜
山陽・地下鉄「板宿駅」下車、徒歩15分。

きょうの沙都(トップ)