笠懸神事(上賀茂神社)

10月第3日曜日に上賀茂神社で笠懸神事が行われます。(京都:10月の行事)
笠懸神事は05年に、800年ぶりに復活しました。笠懸神事は、下鴨神社の流鏑馬に似ていますが、本質はちがいます。
流鏑馬は、見せるためのものですが、笠懸は、実戦的な馬術です。
笠懸は、関東方面では奉納神事が行われていますが、関西では上賀茂神社だけです。笠懸神事をおこなうのは、武田流弓馬術の皆さんです。


〜笠懸神事の流れ〜
12:30行軍開始/12:40本殿神事 鏑矢奉献・願文奏上/13:10馬場入り/13:20天長地久の儀/
13:30矢代振/13:40破の太鼓(開始)/14:45止の太鼓(終了)/15:00行軍


コースは、芝コース(180M)で行われます。
コース上に、的が遠笠懸(とうかさがけ)と小笠懸(こかさがけ)が合わせて5つあります。
遠笠懸は、40cm四方の的です。小笠懸は、12〜14cm四方の的です。

  

笠懸が行われる行軍が、北側より馬場に13:00頃に入ります。行軍が馬場に入って来ました。それぞれの的の前でお祓いが行われます。
  

=天長地久の儀=
奉行は、鏑矢を弓に番え、天と地に対し、満月に弓を引き絞り、「天下泰平・五穀豊穣・国民安堵」を祈念する。

天長地久の儀(14:00)が、コース中央あたりで行われます。天長地久の儀が終わると、いよいよ笠懸が始まります。的が入れられます。
  

笠懸を始まる前に、一度、馬を全速でコースを走らせます。これは、馬を馬場にならす意味合いのものです。
馬は全部で、4頭です。順番にスタート地点に戻ります。
   

まずは、遠笠懸の的を奉射します。戻るときは、小笠懸を奉射します。
 

的に矢が命中するとお祓いが行われます。馬の待機場所は、南北に設けられています。
馬が走る前に、コースが安全かを確認するために、南北にいる2名が扇を上げて確認しあいます。
  

=笠懸のルール=
全員が順番に的を射ます。
的を多く射られた人から、上位数人で、もう一度おこないます。
最後に、的が極小に変わり上位2人の一騎打ちで勝敗を決めます。

的が、極小に変わりました。的が、極小ですので、当てるのが難しいです。
止の太鼓で、笠懸が終了し、整列して中央に向かいます。中央で表彰式が行われ、笠懸が終了します。この後、整列して行軍を行い、馬場を出ます。
  

笠懸を間近で見るために、有料席が設けられています。矢も特設テントで売られています。
無料の最前列は、1時間前に行かれれば良いでしょう。なお、有料席も最前列は早い人順です。

2006年に行われた「笠懸神事」の様子です。

〜上賀茂神社の行き方〜
市バス「上賀茂神社前」下車。

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