印章祈願祭(下鴨神社/印納社)

10月1日以前の日曜日に下鴨神社で印章祈願祭が14:00より行われます。(京都:9月の行事)
※10月1日が日曜日の場合は、10月1日に行われます。
10月1日は、印章の日です。印章祈願祭は、永年使用した古印章をご祈祷した後に印納社に奉納します。


下鴨神社参道のテントには、お抹茶や和菓子のもてなしや、篆刻用石材・筆などの販売などがあります。
篆刻教室体験コーナーがあり、先着50名様まで体験が出来ます。篆刻教室は好評で、すぐに定員になります。
 

本殿で印章祈願祭が行われ、神事が終了すると橋殿で十二単の着付けと舞が行われます。
十二単とは、平安時代の代表的な衣装です。初めて十二単と呼ばれるようになったのは鎌倉時代だと言われています。

最初は、紅袴(くれないばかま)と、小袖(こそで)に、襪(しとうず)の出で立ちです。
紅花は、平安時代に高貴の方しか使えなかった染料と言われています。
紅と言うのは、魔よけと清めの意味があります。ミセスの色でもあります。

次に、単(ひとえ)は、肌着として使用されています。袿の下に着けるので、裾を長く仕立てます

続いて、袿(うちき)を重ねます。
平安時代には、25枚も重ね着をした事もありましたが、見苦しいと言うことで、平安時代後期に5枚と定めました。
袿は、薄色から濃色に重ね着していきます。

袿(うちき)が終わると、打衣(うちぎぬ)を着ます。

着付けに付けるヒモは、2本で、交互に付けていきます。
衣を付けるとヒモでくくり、重ねた衣を付けるとヒモでくくり、前の衣にくくったヒモを取ります。

表着(うわぎ)を付けます。表着は、十二単の中では高貴の着物です。身分により生地も違います。

唐衣(からぎぬ)は、最後に着る衣装です。上半身に羽織るくらいの丈で、袖丈も短めです。

裳(も)は白色で、ひだをつけたものです。腰あたりにくくりつけ後ろに垂らします。

手に衵扇(あこめおうぎ)を持ち、懐に畳紙(たとうがみ)を入れます。
小袖・紅袴
打衣
表着
唐衣
王朝の舞

最後に印納社で古印埋納祭が行われました。神事が終わると、古いハンコ・印鑑を印納社の裏の石碑に収めます。


2007年に行われた「印章祈願祭」の様子です。

〜下鴨神社の行き方〜
市バス「下鴨神社前」下車、徒歩3分。/京阪・叡電「出町柳駅」下車、徒歩10分。

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