辨天祭(長建寺)

7月第4日曜日に、辨天祭が長建寺で行われます。(京都:7月の行事)
伏見の淀川を川の交通の要としていた時期に、中書島付近に歓楽街として遊郭が出来ました。
中書島の開拓をするのにあたって、長建寺は弁財天を祀ったのが始まりと言われています。
長建寺は、遊郭でにぎわった場所にあり、「島の弁天さん」と呼ばれています。
弁財天は、音楽で救う女神で、福徳・智恵・財宝をもたらす七福神の一つとして信仰を集めています。

淀川に神輿や篝船などの船渡御が行われていて、洛南の3大奇祭と言われていた時期もありましたが、
交通の変化などで昭和26年を最後に途絶えました。現在は、2月と7月に紫橙大護摩供が行われます。


護摩供が行われる前(19:00頃)に山伏さん一行は長建寺を出て、
伏見の街を法螺貝を鳴らしながら練り歩きます。


長建寺に戻って来られると、真言宗醍醐寺派の修験者さんによる紫橙大護摩供が行われます。
長建寺境内には護摩壇が設けられ、弓を四方・中央・鬼門に放ちます。


弓の儀式が終わると、続いて松明に火を点け、護摩壇に火を点けます。
護摩壇に火がつくと護摩壇に向かって祈祷が始まります。
他の修験者さんも祈祷を唱えたり護摩木をいれます。


宇治川疎水に浮べた船上で「辨天囃子」は、以前からおこなわれていません。

2007年に行われた「辨天祭」の様子です。

〜長建寺の行き方〜
京阪「中書島駅」下車、徒歩5分。

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