神幸祭(祇園祭)

7月16日に祇園祭の神幸祭が八坂神社〜御旅所までを巡行します。(京都市:7月の歳時記)
神幸祭は、八坂神社〜御旅所までの寺町より東の氏子地域を巡行し、還幸祭では、御旅所から西の氏子地域を巡行します。
神幸祭は本来の祇園祭の原点です。そもそも祇園祭は、神輿を中心とした氏子の祭でしたが、途中から、山鉾のような豪華絢爛な祭が有名になりました。
祇園祭は、1ヶ月に及ぶ祭ですが、3つの祭が集まっているようなものです。
祇園祭=山鉾がメインの巡行など。氏子が中心の神輿行事。伝統芸能などの舞や踊りの奉納。



17:00頃に舞殿から、神輿が降ろされます。中御座の神輿が下ろされ、舞殿をまわり、本殿前で差し上げを行い、南楼門(正門)を出ていきます。
続いて、子供神輿(東若御座)も御旅所まで行きます。独自のコースを通ります。
宮本講社神宝奉持列が出発します。南楼門の外で待機している豊園社御真榊行列が加わります。
  

豊園社御真榊行列は16:30頃に、洛央小学校より出発して八坂神社に向かいます。


東御座の神輿が下ろされ、舞殿をまわり、本殿前で差し上げを行い、南楼門(正門)を出ていきます。
神幸祭に参加される代表の方々のお祓いが境内で行われます。
西御座の神輿が下ろされ、舞殿をまわり、本殿前で差し上げを行い、南楼門(正門)を出ていきます。
  

石段下に、18:15頃に神輿が到着します。石段下に神輿が到着すると、1基づつ、差し上げなどが行われます。
3基の神輿(西御座・中御座・東御座)が揃うと、石段下におられる神職さんによって、神事が行われます。
  

18:30頃に石段下で3基の神輿が一斉に、差し上げて回されます。


3基の神輿(中御座・東御座・西御座)が、それぞれのコースを通り、御旅所まで行きます。
中御座
三若
六角形 →折り返し→石段下→四条通(西)→大和大路(北)→若松通(西)→川端通(北)→三条通(西)→木屋町通(北)→
→二条大橋折返→二条通(西)→寺町通(南)→三条通(東)→河原町通(南)→四条通(西)→御旅所
スサノヲノミコト
東御座
四若
四角形 →折り返し→石段下→東大路(北)→新橋通(西)→花見小路南折返→大和大路折返→
→白川南通(西)→大和大路(北)→若松通(東)→花見小路(北)→三条通(西)→河原町通(南)→
→仏光寺通折返→四条通(西)→御旅所
クシイナダヒメノミコト
西御座
八角形 →石段下→四条通(西)→花見小路(南)→団栗通(西)→川端通(北)→四条通(東)→大和大路(北)→有済校折返→
→若松通(西)→川端通(北)→三条通(西)→木屋町通(北)→二条通(西)→寺町通(南)→三条通(東)→
→河原町通(南)→四条通(東)→木屋町通(南)→松原通(西)→河原町通(北)→四条通(西)→御旅所
ヤハシラノミコガミ
巡行コースは、完全ではありません。

  

御旅所の通を隔てた場所では、神輿が到着すると雅楽の演奏が行われます。


御旅所に、神輿(中御座・東御座・西御座)が一基づつ登場です。御旅所を行ったり来たり、差し上げたりまわしたりとします。
  

神事が行われている最中は、氏子衆はしゃがみこみます。神輿(中御座・東御座・西御座)から御霊を御旅所に移します。
  
中御座(三若)と東御座(四若)は、御旅所が右側です。西御座(錦)は、御旅所が左側です。

最後の神輿の御霊が、御旅所に移されると神幸祭は終わります。神輿は、左右の御旅所の中央に還幸祭(24日)まで置かれます。
24日まで無言詣りが行われます。無言詣りとは、花街の舞妓さんや芸妓さん等が、御旅所にお詣りをすると願いが叶うと言う風習があります。
誰にも話さないで御旅所で願をして、無言のまま帰宅するのだそうです。最近では、一般の女子も無言詣りをされています。


石段下の周囲には多くの人が早くから場所取りが行われます。
神輿巡行を1基づつ同行すれば、花見小路や新橋など背景的にも良い箇所が多く存在しています。


〜八坂神社の行き方〜
市バス「祇園」下車。/京阪「祇園四条駅」下車、徒歩5分。

〜御旅所の行き方〜
市バス「四条河原町」下車、徒歩3分。/阪急「河原町駅」下車、徒歩3分。

京都特集【祇園祭】