犬も人間同様に白内障を発症するリスクがあります。
少しでも愛犬の目の健康のために、目の仕組みや白内障発症のメカニズムについて詳しく把握しておきましょう。

白内障へは誤った対処法は余計に症状を悪くしてしまう場合がありますので、正しい知識と認識を持つことが何よりも重要なことです。

 

白内障は目の中の水晶体(レンズ)が濁る病気です。加齢とともに発症リスクが高まりますが、その未然予防にサプリメントの摂取や紫外線を避けたり、眼精疲労をためないことが大切です。

愛犬の目の健康は正しい知識と認識を

犬の白内障の基礎知識

 

■先天性白内障

先天性白内障とは、生まれたときから水晶体が濁っているタイプです。遺伝によるものと、妊娠中に母親が風疹などに感染し、母体の病気が原因で発症するタイプがあります。妊娠3ヶ月ごろまでに風疹に感染すると、子どもに強い白内障が生じることがあります。

水晶体の全体が白く濁っている場合には、放置すると視力の発達が妨げられるので、生後1〜2ヶ月のうちに手術を受ける必要があります。将来的に目が成長することを考慮して、焦点を固定する眼内レンズを埋め込む手術を行わないことが多く、手術後は眼鏡やコンタクトレンズで矯正します。なお、現時点では乳幼児の白内障手術を行える医療機関はかなり少ないのが現状です。

 

■加齢性白内障

 

加齢性白内障は、老人性白内障とも呼ばれていますが、年を重ねるに従って、目も老化してきます。白内障の90%以上は老化によって起こるとされ、社会の高齢化に伴って老人性白内障の患者数は増加傾向にあります。老人性白内障の発症年齢をみると、50代で起こるケースが最も多いのですが、もちろん個人差があり、40代で現れる人もいれば、70代でもそれほど生じない人もいます。

白内障の発症と体質的遺伝とのかかわりも指摘されています。老人性白内障は水晶体の濁りの程度によって、初発白内障から成熟白内障までさまざまな程度のものがあります。成熟白内障は水晶体の全体が濁った状態です。さらに進むと、まれに水晶体の内容が液化し、その成分がのうの外しみ出て、強い炎症や緑内障の原因になることがあります。

 

■併発白内障

 

ほかの目の病気に伴って発症するケースです。例えば虹彩、毛様体、網膜の外側にある脈絡膜を合わせてブドウ膜といいます。このブドウ膜に炎症が起こり、ブドウ膜炎や長期にわたる眼内炎(最も多いのは虹彩毛様体炎)、高度近視などで水晶体に栄養障害がおこることによって白内障を誘発することもあります。

また、緑内障や網膜剥離などの眼内手術を受けたことのある目には白内障が生じやすいといえます。治療は、水晶体の摘出後、眼鏡やコンタクトレンズ、または眼内レンズを使用します。いづれも早めの処置が大切になりますので、定期健診などを行い、気になる症状が出たら早めにかかりつけの眼科に相談することが大切となります。

 

■糖尿病性白内障

 

内科的な病気によって白内障が起こる場合があります。最大の原因は糖尿病です。高血糖が続くと、アルドースという還元酵素の働きによってソルビトールという物質が水晶体に蓄積して濁ってしまうためです。

糖尿病性白内障は、白内障の治療だけでなく、進行を遅らせるための血糖コントロールや、眼底出血など網膜症の管理も重要になります。ある大学病院の研究のデータによっては通常の白内障の進行よりも、この糖尿病性白内障の症状の進行スピードがおよそ10倍速いという結果が出ています。

また、糖尿病だけでなく、低カルシウム血症、甲状腺機能低下症、ガラクトース血症などが原因となることがあり、代謝性白内障と呼ばれています。

 

■皮膚病性白内障

 

皮膚病に白内障を合併するケースです。特に、アトピー性皮膚炎に伴うアトピー性白内障が急激に増えています。アトピー性白内障の場合、20〜30代で強い視力障害を生じ、手術が必要になるケースも多いようです。

症状は水晶体の後嚢の中央部(視野で言うと中央の部分)から白濁が始まることが多いとされています。アトピー性皮膚炎が重症化すると、年齢に関係なく、15〜20%に白内障の症状が出てきます。重症の人にはステロイド短期内服を併用して、なるべく早く皮膚炎を軽症レベルにコントロールします。

アトピー性皮膚炎が中等症〜重症であるケースは、年に数回、定期的に眼科で白内瞳の検査を受けることをおすすめします。また、網膜剥離も起こりやすい為、術前・術後には十分な検査が必要になります。

 

■薬による白内障

 

薬物性白内障とも呼ばれています。ステロイドと呼ばれる副腎皮質ホルモン剤には炎症を抑える強い効果がありますが、長期間使い続けると水晶体の混濁を招くことがあります。

このステロイドは、通常皮膚病の治療薬として使用されますが、リウマチやぜんそくなどにも効果があるといわれています。早期に薬の使用を中止すれば、水晶体は元の状態に戻ることもありますが、まずは主治医に相談することをお勧めします。

また、緑内障の治療で使われている塩酸ピロカルビンという点眼薬が原因となる場合もあります。クロルプロマジンという抗ヒスタミン剤なども、副作用が強いため、白内障を引き起こす関係性が強いといわれています。

 

■外傷性白内障

 

眼球に強い外傷を受けると、子どもも大人も外傷性白内障を生じることがあります。外傷によって、水晶体を固定しているチン氏帯と呼ばれる細い糸の力が弱くなって水晶体亜脱臼を起こしたり、水晶体嚢に亀裂ができたり、急速に過熟白内障になったりすることが多く、手術方法もその場の状況で臨機応変に対応していかざるをえなくなります。

また角膜、強膜や網膜にも外傷による疾患が生じていることが多く、その治療も必要です。また、雷に打たれたことで1日で外傷性白内障になったというケースも報告されています。眼内レンズが同時には入れられないこともあります。

水晶体の摘出後には、コンタクトレンズや眼鏡、または眼内レンズを使用することとなります。

 

■白内障の治療の現状

 

薬は白内障の進行をできるだけ遅らせ、手術の時期を延ばす事を目的として用いられます。特に、初期の白内障の進行を遅らせる効果が期待されています。現時点では、残念ですが水晶体の濁りを元の透明に戻す薬というのは発明されていません。

又、薬によって白内障による視力低下を改善したり、視力を回復させることはできないのです。内服薬もありますが、胃の負担も大きいので避ける事が多いようです。屈折異常や調節障害があるようであれば、眼鏡やコンタクトレンズを使用して調節します。それでも日常生活に支障がある場合には、手術を行うこともありますが、そうでない場合には治療自体は必要ないといわれています。

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